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『It Takes Two』の映画およびテレビ番組版製作へ向け、人気俳優ドウェイン・ジョンソン氏がプロデューサーに就任決定。Amazonや原作ゲームの開発者ジョセフ・ファレス氏の参加も明らかに

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 エレクトロニック・アーツは4月21日(木)、公開予定の『It Takes Two』の映画およびテレビ版について、原作ゲームの開発元であるHazelight Studios代表のジョセフ・ファレス氏と元プロレスラーで俳優のドウェイン・ジョンソン氏をエグゼクティブ・プロデューサーに迎えたことを明かした。

 『It Takes Two』は2021年にPS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)でリリースされた、魔法で人形となってしまった夫婦が力をあわせて元の姿を取り戻そうと奮闘する、ふたり向けの協力プレイ専用アクションアドベンチャーゲームだ。

 全編にわたり終始プレイヤー同士の連携操作が求められる本作は、さまざまなギミックを詰め込んだデザインが好評を博し国内外で高い評価を獲得。海外の大型ゲームアワード「The Game Awards 2021」ではゲーム・オブ・ザ・イヤーを含む3部門で受賞を果たすなど、昨年を代表する一作となった。

 同作の映画およびテレビ番組化は2022年2月に発表され、dj2 Entertainmentが製作を手がけることや脚本を『ソニック・ザ・ムービー』のシナリオライターであるパット・ケイシー氏とジョシュ・ミラー氏が担当する予定が伝えられていた。今回は新たに製作プロデューサーに上記2名を迎えたとの情報が明かされた形となる。

 また海外メディア「Variety」誌の報道によると、製作チームにはAmazonのほか、ドウェイン氏率いるSeven Bucks Productionsが加わることも伝えられている。Seven Bucks Productionsは近年ではドウェイン氏自ら出演する『ジュマンジ/ネクスト・レベル』『ジャングル・クルーズ』といった大作映画のプロデュースを行っており、製作過程で培われた手腕が今作でも発揮されると願いたい。

 映画およびテレビ版『It Takes Two』の公開時期は明らかとなっておらず、今後の続報が期待されるところだ。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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