お笑いタレントの陣内智則氏は4月23日(土)、自身のYouTubeチャンネルにてゲーム『四八(仮)』に挑む動画を公開した。
陣内氏は、以前からゲームにまつわる動画を複数投稿してきた。特に近日では「クソゲーをやってみよう」と題して『人生ゲーム ハッピーファミリー』や『プロゴルファー猿』などの作品に挑戦、ゲームの仕様にツッコミを入れながらプレイする様子が人気を呼び、数十万回の再生数を記録している。
そして今回の動画では、数多くのリクエストがあったという『四八(仮)』をプレイ。本作は2007年に発売されたホラーアドベンチャーゲームで、日本全国の47都道府県を題材とした怪談を読み進めていくといった内容だ。シナリオの中には『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげる氏や『富江』の伊藤潤二氏など、著名なホラー作家が協力したものもある。
しかし、ゲーム進行を不可能にする多数のバグや一部シナリオの薄さはユーザーの間で酷評の対象となった。5ちゃんねる(当時の2ちゃんねる)にて定められる「クソゲー・オブ・ザ・イヤー」の2007年度の大賞に選ばれ、それに関連した研究発表「四八ショックとは何だったのか」が日本デジタルゲーム学会にて発表されるなど、大きな影響を残した作品である。
陣内氏もパッケージを見た当初こそ「クソゲーとは思わない」と発言していたものの、最初にプレイしたシナリオ「水槽」の唐突な終わり方や、わずか1分ほどで終わってしまった「ヒバゴン」には思わず唖然としてしまう。
その後も肩すかしのようなゲームの進行にあきれ、最終的には「陣内お墨付き クソゲー」、「俺はもうやりたない」などといったコメントを寄せている。
陣内氏は今後もいわゆる「クソゲー」への挑戦を続けていくらしく、動画の最後では「やって欲しいクソゲー」を募集している。イチオシの作品がある方は、YouTubeのコメントなどから提案されてみてはいかがだろうか。