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戦艦に列車砲、クジラやドラゴンまでをも自由に作って戦うゲーム『Sea of Craft』が配信開始。オンラインの大海原で海戦を繰り広げたり、お気に入りの作品をシェアする機能も

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 開発元のWizard Gamesは4月28日(木)、ゲーム『Sea of Craft』を開発中のタイトルを配信する早期アクセスを通じてリリースした。

 本作は惑星「Beella」を舞台に、何百ものパーツを組み合わせて自分だけの乗り物を作り上げ、それらを動かして遊ぶ作品だ。ゲーム中はリアルな物理シミュレーションが働いており、制作の技術だけではなく操縦のテクニックも求められる。

 トレーラーや公式のスクリーンショットを見る限りでは、オーソドックスな船にクジラ型の船、さらにはクモのような多脚の乗り物列車砲、果てにはドラゴンまでをも制作できるようだ。基本的には「海」に焦点が当てられているようだが、車や戦車のような作品も見られる。

Steam向けサンドボックスビルドゲーム『Sea of Craft』配信開始1
(画像はSteam『Sea of Craft』販売ページより)

 シングルプレイのパズルモードでは大砲を使って障害物を破壊したり、水上に浮かぶ機雷を避けたり、時には巨大な仕掛けを動かすようなシーンも見られる。砂漠のオアシスやリアルな群島、無限に広がる海、といった3つのシナリオが用意されているとのことだ。ステージを攻略する方法はひとつではなく、プレイヤーの独創性が試されるという。

 PvPのマルチプレイヤーモードでは、自ら作った船を操り戦闘を繰り広げる。早期アクセスの時点で複数のゲームプレイモードと大規模なPvEが実装されており、また作り上げた乗り物の共有機能も備えている。Steamワークショップで設計図を公開したり、他人の作った作品をダウンロードし触れてみることも可能だ。

Steam向けサンドボックスビルドゲーム『Sea of Craft』配信開始2
(画像はSteam『Sea of Craft』販売ページより)

 正式リリース時には、より豊富なパーツや初心者向けのチュートリアル、作品へのコメント機能などを実装するとのこと。後にはレベルエディタを公開し、各プレイヤーが自由にステージを制作し共有できるようにもしたい、との姿勢を示している。

 『Sea of Craft』はPC(Steam)向けに現在早期アクセス版を配信中、価格は定価で1500円(税込)となり、5月5日(木)までは10%オフで購入可能だ。記事執筆時点では日本語への対応はなされていないが、興味を持たれた方はこの機会に触れてみてはいかがだろうか。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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