任天堂は、5月11日(水)に配信したインディーゲーム情報番組「Indie World 2022.5.11」にて、サバイバルゲーム『Don’t Starve Together(ドント・スターブ・トゥギャザー)』のNintendo Switch版を同日から配信すると発表した。価格は税込1480円。4人までのオンラインマルチプレイに対応している。
カナダ・ブリティッシュコロンビア州のKlei Entertainmentが開発する『Don’t Starve Together』は、2013年にリリースされたひとり用タイトル『Don’t Starve』をマルチプレイヤーで遊べるようにしたスタンドアローン型の拡張パックである。本作の舞台となる奇妙な土地は彩度の低い色調で描かれており、プレイヤーは選択したキャラクターを動かして食料や道具・設備を作るためのリソースを収集。夜の暗闇や冬の寒さ、強大な敵との戦いに備えていく。
特に作中では体力や満腹度と別に「正気度(Sanity)」、いわゆる“SAN値”のステータスが存在しており、腐った食べ物の摂取や暗闇のなかへ居るとき、モンスターに近づいたときなどの状況にあわせて減少。正気度が減っていくと幻覚・幻聴のような演出が発生するほか、最終的には“影の怪物”と呼ばれるモンスターの襲撃を受けてしまうため、美味しい食べ物や睡眠などの行動を通して正気度を維持する必要がある。
最初のプレイでは難しいと感じるかもしれないが、作中で選んだキャラクターによって戦闘や料理など得意な分野は変わるほか、乗り物や戦闘のアシストで活躍するペットの要素も用意されている。何より、一緒に遊ぶオンライン上のプレイヤーやフレンドはサバイバル生活を営むうえで強力な助けとなるだろう。
なお、ゲーム内では、装備・アイテムスキンの購入や追加キャラクターのアンロックで必要となる有償の通貨「布のボルト」も販売されている。購入するとサバイバルの楽しさをより豊かなものにできるので、何度か遊んでみて興味があれば購入してみるとよいだろう。