台湾・新北市に本部を置くパソコン・周辺機器メーカーのAcerは、5月18日(水)夜に開かれたプレスカンファレンスイベントにて、最大で第12世代のIntel Core i9プロセッサーとNVIDIA社製のGPU「GeForce RTX 3080」を搭載する新型のゲーミングノートPC「Predator Helios 300 SpatialLabs Edition」を発表した。本製品は2022年第4四半期のはじめに発売される予定で、北米での価格は約3400ドルから。EMEA(欧州・中東およびアフリカ地域)では約3300ユーロから取り扱われるという。
なお、今回のイベントではCPU/GPUの更新に加えて有機ELモデルや16インチサイズを新たに追加した新型ゲーミングノートPC「Predator Triton 300 SE」のほか、27インチ4Kで160Hzのリフレッシュレートと0.5ms以下の応答速度を実現するハイエンドゲーミングモニター「Predator XB273K LV」や、27インチで手ごろな価格のQHDゲーミングモニター「Acer Nitro XV272U RV」もあわせて発表されている。
発表によると、「Predator Helios 300 SpatialLabs Edition」のディスプレイにはレンチキュラーレンズと呼ばれるものが取り付けられており、専用のアプリで表示を切り替えるとアイトラッキングやリアルタイムレンダリング技術との複合により、50作以上の対応ゲームでメガネなしの立体ビューを体験できるという。対応する作品は今後も継続的に追加されていくようだ。
また、本製品は最大で12世代のIntel Core i9プロセッサーCPUとNVIDIA社によるGPU「GeForce RTX 3080」を構成可能。32GBのDDR5-4800MHz RAMや“RAID 0”セットアップによるM.2PCIe4.0の高速SSDも搭載できるという。
なお、本製品の詳細な仕様や価格、在庫状況は地域によって異なる。日本での販売予定は現時点で発表されていないため、興味があれば「Predator Gaming」ブランドの公式Twitterアカウント(@PredatorJPN)をチェックしておくとよいだろう。