スクウェア・エニックスは5月20日(金)に実施したNintendo Switch用ソフト『ライブアライブ』の生放送にて、作中エピソード「西部編」、「近未来編」、「幕末編」、「中世編」のショートトレイラーを初公開した。本作は7月22日(金)に発売される予定。価格はいずれも税込で通常版がパッケージ・ダウンロードともに7480円、限定版の「コレクターズエディション」は2万2000円となっている。
今回の番組では近未来編の楽曲「GO!GO!ブリキ大王!!」を影山ヒロノブさんが歌うことも発表されたほか、7月27日(水)に発売するオリジナルサウンドトラックの特設サイトも番組にあわせてオープンしている。
1994年にスーパーファミコン向けRPGとして発売された『ライブアライブ』は、8つに分かれた時代で異なる主人公らがそれぞれの目的を果たすために活躍するオムニバス形式を特徴とした作品である。リメイク版にあたる今作では、2Dドットと3Dの演出を組み合わせた「HD-2D」リメイクの表現や原作でも音楽を担当した下村陽子氏による「MEGALOMANIA」をはじめとする楽曲の数々も魅力のひとつだ。
開発は『OCTOPATH TRAVELER』や『トライアングルストラテジー』を手がけた浅野智也氏ら“浅野チーム”に加えて、フリューから発売されたRPG『Caligula2』の開発やゲーム開発エンジン「Unreal Engine」の技術ノウハウを持つヒストリアが共同で手掛けているという。
発表によると、西部編の主人公であるガンマン「サンダウン・キッド」は大塚明夫さん、ライバルの賞金稼ぎ「マッド・ドッグ」は古川登志夫さんが担当。近未来編では超能力に目覚めた少年「アキラ」役に赤羽根健治さん、兄貴分の伊達男「無法松」役に石川英郎さんをキャスティングしているほか、アンドロイドとして生き返ったカメの「タロイモ」についてはお笑いコンビ「ペンギンズ」のノブオさんが声を務めるという。
また、幕末編の主人公「おぼろ丸」役は橋詰知久さん、要人である「とらわれの男」役は大塚芳忠さんがそれぞれ担当。中世編では主人公「オルステッド」役を中村悠一さん、魔導師「ストレイボウ」役を程嶋しづマさん、伝説の勇者「ハッシュ」役を菅生隆之さん、僧侶「ウラヌス」役を麦人さんがそれぞれ演じているようだ。
さらに、杉田智和さんは作中の全エピソードに出演しているという。番組では幕末編における忍軍の頭目「ハヤテ」や現代編で登場するスモウレスラー「ジャッキー・イヤウケア」を紹介していたが、Twitter上では専用ハッシュタグ「#LAL杉田智和を探せ」でほかのエピソードに登場する杉田さんの担当キャラクターを予想するお楽しみ企画も開かれているようだ。
作品公式サイトのキャラクター・ストーリー情報も番組にあわせて更新されているので、興味があればあわせてチェックしておくとよいだろう。