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『アンティル・ドーン』開発元の新作ホラーゲーム『クアリー』ゲームプレイを紹介する最新映像が公開。エンディングを設定して映画のように鑑賞する「ムービーモード」も実装

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 2KとSupermassive Gamesは5月27日(金)、『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』(以下、クアリー)のゲームプレイを解説する最新映像を公開した。

 本作は『アンティル・ドーン 惨劇の山荘』を手がけたSupermassive Gamesの新作だ。サマーキャンプに訪れた若者たちが、血なまぐさいハンターやそれ以上に恐ろしい「何か」に追われ、恐怖にのみ込まれていく物語を描く。今回公開された映像では、ゲームプレイの軸である「選択」の要素やビジュアル表現マルチプレイ要素などが紹介されている。
 
 プレイヤーは9人のキャンプカウンセラーのひとりとなり、映画のようなスリリングなストーリーを体験することができる。あらゆる選択がほかの人物との人間関係やストーリー展開に影響をおよぼし、最終的に誰が生き延びるのかを決めることに繋がるという。

ホラーゲーム『クアリー』最新映像が公開。『アンティル・ドーン』開発元の新作1
(画像はYouTube「『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』公式ゲームプレイ解説トレーラー」より)

 選択を行うまでの猶予時間を調節できるなど、プレイスタイルに応じた幅広いセッティングが行える点も特徴だ。あらかじめ「全員が生存」「全員が死亡」などといったエンディングを設定して物語を鑑賞する「ムービーモード」も用意され、こちらはキャラクターの性格や行動基準などを選択し、物語をカスタマイズすることもできる。

 ビジュアル面では最新のフェイシャルキャプチャー技術ライティング技術を用い、映画さながらの高い没入感を実現。ハリウッドで活躍する俳優陣の迫真のパフォーマンスとあわさり、プレイヤーを惹きこむリアリティあふれる恐怖体験を作り上げたとのことである。

ホラーゲーム『クアリー』最新映像が公開。『アンティル・ドーン』開発元の新作2
(画像はYouTube「『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』公式ゲームプレイ解説トレーラー」より)

 マルチプレイはローカルとオンラインで仕様が異なり、ローカルでは各プレイヤーにキャラクターを割り振り、場面に応じてコントローラーを受け渡す形式でストーリーを進めていく。互いの決断が複雑に絡み合う、予測不可能な物語が楽しめそうだ。

 オンラインプレイでは7人までのフレンドを招待することができ、重要な決断を行う際には参加プレイヤーも投票を行い、全員で物語を作り上げていく。こちらのモードは7月8日(金)までにアップデートとして追加される予定となっている。

 『クアリー』は6月10日(金)にPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに発売開始。本作のゲームプレイの詳細については、今回公開された映像や公式サイトなども参照されたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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