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『Escape from Tarkov』のアリーナ型FPSが2022年秋にクローズドテストを開催決定。ハードコアな戦闘メカニズムを受け継ぎつつ、より手軽に撃ち合いを楽しめるように

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 Battlestate Gamesは6月4日(土)、『Escape from Tarkov』をベースとしたアリーナ型FPS『Escape from Tarkov ARENA』を発表した。

 『Escape from Tarkov』は、架空の地方経済特区であるノルヴィンスク地方タルコフ市を舞台とする、MMO要素をふくんだFPSだ。各プレイヤーは広大なマップを舞台に物資の収集と生存をかけて争い、集めた資源で自らの拠点となる「ハイドアウト」をアップグレードしたり、キャラクター自身のステータスを向上させていく。

 マッチ内で死亡した場合には一部を除いて装備品をすべてロストしてしまう、という重いデスペナルティが特徴的。そのほかにもミニマップやキルログといった一般的なFPS作品では可視化される情報も表示されず、所持している銃の残弾も特定の操作を行って確認する必要があるなど、ハードコアかつリアルなゲームプレイで人気を集める作品である。

『Escape from Tarkov』アリーナ版が2022年秋にクローズドテストを開催1
(画像はYouTube「Escape from Tarkov ARENA announcement teaser」より)

 今回発表された『Escape from Tarkov ARENA』は、本編とは異なりセッションベースのマッチで手軽に射撃戦を楽しめる作品となるようだ。一方で射撃戦のメカニズムは『Escape from Tarkov』をベースとしているとのことなので、スコープの零点距離調整や弾倉内の残弾管理、負傷の種類に応じた対処などといった要素は受け継がれることが予想される。

 ゲーム中にはPvPとPvEの両方のモードを収録し、レーティングや装備品のアンロックなどの要素を備えるほか、本編となる『Escape from Tarkov』を所持するプレイヤーはそちらのキャラクターを使って出撃することもできるという。

『Escape from Tarkov』アリーナ版が2022年秋にクローズドテストを開催2
(画像はYouTube「Escape from Tarkov ARENA announcement teaser」より)

 『Escape from Tarkov ARENA』はPC向けに、2022年秋にクローズドテストを開始予定。メインゲームとは別に、単体で購入してプレイすることが可能となるようだ。また、現在販売されている中でもっとも高価な「Edge of Darkness Limited Edition」を所持しているユーザーは無料で利用可能となる。本作については、テストに向けた今後の発表にも注目していきたい。

編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera

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