ゲーム制作サークル「BURNSOUCOU」は、繊細なドット絵でケモノたちの闘いを描くNintendo Switch用対戦格闘ゲーム『モフモフ戦線』を6月16日(木)に発売すると発表した。価格は税込700円となっている。
『モフモフ戦線』は、文明の崩壊を経て独自に進化し生き残った獣人らの世界を舞台に、各勢力へ属したケモノたちのナワバリ争いが繰り広げられる作品である。本作では大きな特徴として「オートアドバンシングガード(AAG)」と呼ばれるシステムを搭載しており、敵の攻撃をガードした際にキャラクター同士の距離を自動的に調整して離す仕組みとなっている。ガードクラッシュやHPの残量も次のラウンドへ引き継がれるため、アドリブ重視の駆け引きを楽しめるという。
また、作中には各キャラクターごとに計5つの必殺技を収録。一部のキャラクターは空中ダッシュ・空中ジャンプを使えるほか、構えをとると受けたダメージを回復できる者や相手の攻撃を無効化する「ブロッキング」の使い手も用意されている。上記のほか、コマンドの先行入力を受け付ける時間を調整できるオプションも用意されており、格闘ゲームにあまり慣れていない初心者も取り組みやすい作品となっているようだ。
本作はスマイルブームが販売するプログラミングソフト『プチコン4 SmileBASIC』と『プチコン3号 SmileBASIC』を使い、ゲーム制作の経験がなかった主宰の永嶋晃氏が2年半をかけ、プログラムだけでなくグラフィックや音楽・ボイスまであらゆる要素をひとりで制作したという。 個人制作ながら手の込んだ作品となっているので、興味があればチェックしておくとよいだろう。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
BURNSOUCOU Nintendo Switch™で遊べる格闘インディーゲーム
ケモノ×格闘ケモ格!『モフモフ戦線』配信開始のお知らせ
「プチコン」シリーズの”SmileBASIC”を使い、ゲームの全てを開発者 1 人で制作
■可愛くもパワフルなケモノ達が戦う格闘ゲーム『モフモフ戦線』リリース
ゲーム開発サークルBURNSOUCOU(クリエイター永嶋晃サークル所在地:福岡市、以下「当サークル」)は、 Nintendo Switch™で本格的な対戦格闘が楽しめるソフト『モフモフ戦線』を2022年6月16日ニンテンドーeショップにてリリースする事をお知らせいたします。
●緻密なドット絵と新システムAAGの組み合わせ!
ケモノ達の動きを彩る、アニメーションのコマ1枚毎にこだわり抜かれたドット単位の繊細な描画。
さらには格闘ゲーム史上、類を見ないシステム オートアドバンシングガード(AAG)が搭載されている事により間合いの自動調整が生み出すアドリブ重視の駆け引きが楽しめる格闘ゲームとなっております。
格闘ゲームの基本は崩さずシンプルに仕上がっており初心者から上級者までワクワクしながら正々堂々と戦いたくなる内容になっています。
●開発者が1人でゲームを制作!販売!
本作はプログラミングソフトNintendo Switch™『プチコン4 SmileBASIC』ニンテンドー3DS™『プチコン3号 SmileBASIC』(共に株式会社スマイルブーム)を使い、プログラミング言語“SmileBASIC”を駆使して当サークルの永嶋晃が2年半の歳月をかけて制作いたしました。
・プログラム・グラフィック・サウンドミュージック・ゲームシナリオ・全キャラのボイスまで、ゲームの全てを本作までゲーム制作の経験がなかった1人のクリエイターの力で作り上げております。
※プチコン,SmileBASICは株式会社スマイルブームの登録商標です。
●リリース概要
リリース日時:2022年6月16日 0時
販売サイト:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000049499.html
価格(税込):700円
プレイヤー1~2でオフライン対戦可能
BURNSOUCOU公式サイト『モフモフ戦線』ページ:https://burnsoucou.com/mofumofusensen/
『@BURNSOUCOU』Twitter : https://twitter.com/BURNSOUCOU
■ゲーム開発サークルBURNSOUCOU
当サークルは『モフモフ戦線』の販売に至るまで全く経歴を持たない永嶋晃が2022年に立ち上げました。学歴も職歴も資格も免許も人脈も無いなか、様々な創作分野に触れる事で総合芸術というゲーム制作に辿り着き”SmileBASIC”に出会いました。
『常識の限界を超えて』
■システム紹介
●戦う為に必要な基本攻撃の種類は
・弱攻撃・中攻撃・強攻撃・下段透かし攻撃・投げ攻撃、シンプルに計 5 つのみ。
※キャラクターZIG
●そして必殺技も 1 キャラにつき計 5 つで覚えやすい!
※キャラクターMAPPO
●オプションでコマンドの先行入力を受け付ける猶予を伸ばして調整できたりと格闘ゲーム初心者にも優しい仕様になっています。
※左の水色の獣 MAPPO 右の黄色い獣 ZIG
●ガードクラッシュや HP の残量を次ラウンドにも引き継ぐ処理をはじめとして、ガードした時キャラクター同士の距離を自動的に調整し離してくれる希有なシステム、オートアドバンシングガード(AAG)も搭載しています。
これにより間合いに単調さが生じにくいアドリブ重視の駆け引きが実現し、かつ守りながら逃げてばかりでは損をしやすくなる状況が自然と作られます。
※左 ZIG 右 MAPPA
●キャラクターによっては空中ダッシュや空中ジャンプを行うこともできます。
●MEDY というキャラクターはセーピングで一時的にくらったダメージを徐々に回復させる事ができます。
●画像の DUNKER というキャラクターに至っては強力なガード方法であるブロッキングを使う事もできます。
これまでの格闘ゲームで発明されてきた様々なシステムを踏襲しており懐かしい駆け引きを再現する楽しみ方も可能です。
●必殺技などを出すキャラの動きを実際に見ながらリアルタイムで入力されている情報を確認ができるデモ。
※左白い獣 MEDY右黒い獣 DUNKER
●当たり判定を確認できるオプション、レコード機能などを備えたトレーニングモード。
※左黄色い獣 ZIG右赤い獣 VANKOV
●画面の彩度や背景ぼかしフィルター、さらにはゲージの見た目など、デザインをプレイヤーの好みに調節できます。
■世界観の紹介
かつて文明が栄えていたとされる大陸で突如として正体不明の大規模な爆発が起こった。
多くの生物が息絶えるなか、かろうじて命を残した種は収斂進化を繰り返し、いつしか獣人と呼ばれる新たな存在へと姿を変えたのだった。
それぞれの環境に適した能力を得たケモノ達は、国というナワバリで地を隔てその固有な力を至上とする主義を異なる者同士で互いに主張するようになった。
しかしそれは彼らにとって悲観するような世論では無い。
血湧き肉躍る争いに身を置き戦う事こそがケモノの潜在意識に刻み込まれた美徳だからだ。
勝とうが負けようが全力を出した挑戦に悔いは残らない。
獣人が定めた国境の一線『モフモフ戦線』を越える戦いが世界を巻き込み今始まる!
…以上よろしくお願いいたします。