Blizzard Entertainmentは6月17日(金)、『オーバーウォッチ2』の情報を公開する配信イベントにて今後のロードマップなどの最新情報を公開した。
『オーバーウォッチ2』は「The Game Awards 2016」でゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いた『オーバーウォッチ』の続編にあたるマルチプレイFPS。メインモードは6人チームから5人チームへと変更され、基本プレイ無料となって10月5日(水)から配信開始となることが明らかにされている。
今回のイベントでは、新ヒーローとして6月13日(月)に発表された「ジャンカー・クイーン」のシネマティックトレーラーが公開。初代『オーバーウォッチ』にも登場しているロケーション「ジャンカータウン」を舞台に激しい戦いを繰り広げる様子が描かれていた。
「ジャンカー・クイーン」はゲーム中では「タンク」のロールとなり、大きな斧がトレードマークの攻撃的なキャラクターとしてデザインされているという。斧で敵を切り裂いたり、ナイフを投擲して突き刺した後に磁力を用いて敵ごと引き寄せたりと、格闘戦を得意とするタンクになるようだ。
アルティメット・アビリティは斧を回転させながら突撃する「ランペイジ」。広範囲を攻撃するためヒットさせやすく、相手の回復を一時的に阻害する効果も持ち合わせている。
また『オーバーウォッチ2』ではバトルパス制を採用し、9週間ごとに新たなシーズンコンテンツを配信していくスタイルを取ることも発表された。これまでスキンやプレイヤー・アイコンなどを手に入れる主要な手段であった「トレジャー・ボックス」は廃止。無料プレイ化にともない、プラットフォーム間の進捗状況の同期も行うとしている。
今後のスケジュールについては10月5日(水)のサービス開始と同時に「ソジョーン」、「ジャンカー・クイーン」にくわえてひとりのサポートヒーローを実装。そのほか6つのマップや30以上のスキン、バトルパスシステムなどを一挙に展開していくとのことだ。また、レジェンダリーを超えるもっともレアリティの高い「ミシック・スキン」も登場するという。
その後、12月7日(水)からシーズン2を開始し、こちらでは新たなタンクヒーローを実装。ヒーローやマップ、スキンの追加を継続して行っていき、2023年には本格的なPvEモードを始動することが予告されている。
くわえて、日本時間の6月29日(水)より開催されるPvPベータテストの応募も受付開始。今回のテストはPCにくわえてプレイステーションとXboxでも実施され、おもにコンソールとクロスプレイの機能を試すことが目的になるとのこと。なお、前回のベータテストのアクセス権は引き継がれないので、参加したい方は新たに申請することが必須となる。
『オーバーウォッチ2』はNintendo Switch、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Battle.net)向けに10月5日(水)より基本プレイ無料でサービスを開始する。ベータテストや今後のロードマップに関する詳細については、公式サイトのニュースページも参照されたい。