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「線香花火」を静かに見守るゲーム『オンライン線香花火』Steam版が配信開始。「趣ある優しいゲーム」「昔を思い出しました」など優しい体験に癒されたプレイヤーたちの声集まる

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 ゲーム開発者の宮村あつき氏は6月24日(金)、『オンライン線香花火』のPC(Steam)版の配信を開始した。

 本作はタイトルの通り、オンライン上でほかのプレイヤーと集まって「線香花火」を味わう時間を共有する作品だ。2021年6月にスマートフォン(iOS、Android)向けにリリースされたものが今回PCに向けても配信開始となった形であり、スマートフォン版のプレイヤーとも空間を共有できるという。

 最大20人までの同時プレイに対応し、自分の持つ線香花火をロウソクに近づけるか、ほかのプレイヤーから火を分けてもらうことでスタート。いつ消えてしまうかも分からない、儚い炎を静かに見守るノスタルジックな体験が楽しめる。

 現実の天気が反映される機能を有しており、その時々の空模様や気温によって線香花火の光り方も変化。ゲーム中ではスクリーンショットを撮影することもできるので、一期一会の思い出を形に残したり、SNSでシェアしたりといった遊び方も可能だ。

 すでにSteamのレビュー欄などには「趣ある優しいゲーム」「この雰囲気はこのゲームでしか味わえない」「昔を思い出しました」など、本作に癒されたプレイヤーたちの声が集まりつつある。「線香花火」というモチーフを巧みに演出し、あたたかなコミュニケーションの舞台を整えていることがうかがえる。

Steamにて『オンライン線香花火』配信開始1
(画像はSteam『オンライン線香花火』販売ページより)

 また、今回のSteam版の配信にともない、本作の配信ガイドラインも更新されている。基本的には動画配信や実況を歓迎する姿勢を示しており、動画のタイトルや概要欄に「#オンライン線香花火」の記載を行うなどのルールを順守すれば収益化も問題ないとのこと。動画投稿などに利用するつもりの方は、必ずこちらもチェックしておこう。

 『オンライン線香花火』はPC(Steam)、スマートフォン(iOS、Android)向けに現在配信中。PC版は定価480円(税込)となり、7月1日(金)までは10%オフ432円で購入可能なセールを開催中だ。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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