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母親をなくした主人公が奇妙な村を探索するホラーゲーム『Wakatami Village』が発表。モノクロの非現実的な世界を鈍器と銃で生き延び、村に隠された謎を探る

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 ゲーム開発者のFaizaan Alam氏は7月10日、ホラーゲーム『Wakatami Village』を発表した。

 Steamストアページでは近日中の発売が予告されている。

『Wakatami Village』が発表。モノクロのビジュアルで奇妙な村を描く_001
(画像はSteam:Wakatami Villageより)

 『Wakatami Village』は母親をなくして以来、孤独な生活を送っていた主人公として「ワカタミ・ヴィレッジ」を訪れ、村の謎を探るホラーゲームだ。

 ゲームは探索と戦闘にフォーカスしたサバイバルホラーゲームのシステムとなり、3つのステージで構成されたマップを探索していく。想定されているプレイ時間は約30分であり、短編作品となる。

 ゲームは銃と近接武器を駆使してフィールドを徘徊する敵を退けながら、行く手を阻むパズルを攻略して進行していく。また、マップ上の随所に配置されたメモ等を観覧することで、本作のバックグラウンドとなる物語を読むことが可能だ。

 ゲームの全貌は不明だが、本作の一見『Return of the Obra Dinn』を想起させるモノクロ調のアートワークは目を見張るものがあるだろう。ビジュアルはアウトラインと黒と白の線が交錯したテクスチャにより平面的で、非現実的な世界観を描いている。

 この描画法とスクリーンショットに登場しているスケルトンや四足歩行の巨大なクリーチャー、主人公が「母親をなくして以来、孤独な生活を送っていた」という設定は、余白を残しながら本作の幻想的な世界観を宣言し、プレイヤーの興味をそそる。

 興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、発売を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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