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廃墟となった日本の村を探索するホラーゲーム『廃村巡り』が発売。じめじめとした不気味な村で恐怖体験。マルチエンディングで実況も歓迎

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 個人ゲーム開発者のとらんぽ氏は7月16日、ホラーゲーム『廃村巡り』Steamにて発売した。

 価格はいずれも税込みで310円となっており、7月23日まではスペシャルプロモーションとして279円で販売される。

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(画像はSteam:廃村巡り | Haisonmeguriより)

 『廃村巡り』は2000年代の日本の廃村を舞台に、巻き起こる恐怖を描くJホラーウォーキングシミュレーターだ。

 主人公「香織(かおり)」は、学生時代の旧友、麻衣(まい)から「次の土曜日、心霊写真撮りに行こうよ!」という留守電を受ける。昔から”視える”体質の香織は不安を感じながらも、麻衣と共に廃村を訪れることとなる。

 本作の最大の特徴は、なまなましく山奥の風景を描く巧みなレベルデザインだ。テクスチャの解像度やモデルの造形は高精細ではないものの、起伏の激しい土地のいびつなコンクリートや錆びたトタンの小屋、廃墟に配置されたモチーフが演出する僅かな生活の痕跡は、舞台設定にならった不気味さを視覚的に表現している。

 スクリーンショットにクリーチャーやお化けに該当する存在は登場していないものの、梅雨入り前のじめじめとした景色からは、本作がホラーゲームであることを鮮明に物語っている。

 ゲームプレイの詳細は明かされていないが、Steamストアページの操作方法の項目を参照すると、アイテムの確認やアクションのキーが用意されているため、アドベンチャーゲームやサバイバルゲームのようなシステムも実装されている可能性が高いだろう。

 ゲームの想定プレイ時間は30分とされており、3つのエンディングが用意されたマルチエンディング形式となる。ビジュアルは恐怖演出のため明度が低く設定されており、部屋を暗くし、ヘッドホンを使用してゲームをプレイすることが推奨されている。

ホラーゲーム『廃村巡り』が発売_006
(画像はSteam:廃村巡り | Haisonmeguriより)

 このほかに、Steamストアページには配信のガイドラインも記載されている。

 ガイドラインは以下のとおり

歓迎します。事前連絡は不要です。
もしよろしければ、配信ページの概要欄等に本ストアページURLを記載していただけますと幸いです。

 比較的お手頃な価格で購入できるため、興味がある読者はぜひ本作をプレイしてみよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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