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『ブロックス』をしながら『UNO』をする? 予測できない陣取りボードゲーム『ブロックス シャッフル』が発売へ

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 米国マテル社の日本法人マテル・インターナショナルは、人気のボードゲーム『ブロックス』と定番カードゲーム『UNO(ウノ)』がコラボレーションした新感覚ボードゲーム、『ブロックス シャッフル』を7月23日より発売する。

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 『ブロックス』は、フランスで2000年に発売された陣取りボードゲームだ。
 プレイヤーはそれぞれ自分の色のピースを持ってゲームを開始し、それらをボード上で角と角がくっつくように配置していく。そして、最終的に盤面をもっとも取れた人が勝ちというルールとなっている。

 シンプルながらも読み合いがアツく、子供から大人まで楽しめるゲームということで、発売して以来、世界各国で人気を集めている。

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(画像はYouTube|ブロックスグランプリ2019 一般の部ファイナル ノーカット版より)

 そして今回紹介する『ブロックス シャッフル』は、この『ブロックス』と、パーティーゲームの定番である『UNO』のふたつをコラボレーションした、新感覚の陣取りゲームとなっている。

 本作は、ゲームとしては『ブロックス』のルールがベースとなっているのだが、本家と大きく異なるのは、毎手番ごとに手番プレイヤーは手札の「UNOカード」を出し、各プレイヤーはその指示に従わなくてはならないということだ。

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 これにより本作では予測できないゲーム展開や、従来のブロックスとは一味違ったゲーム展開を楽しめるようになっているという。

 本作ではゲーム開始時に、それぞれのプレイヤーが21枚のピースを持つほかに、14枚のウノカードの山札を作り、2枚のカードを引いてゲームを開始する。

 そしてプレイヤーは自分の手番が回ってきたら、ピースを置く前に、手札からカードを1枚を選んでプレイすることになる。

 カードは全8種類で、『UNO』では定番の「スキップ」や「リバース」のほかにも、ボードからピースを回収する「リサイクル」や、ほかのプレイヤーのピースを移動させる「ワープ」などが存在し、これにより相手を邪魔したり、自分の手を有利に進めることができるようになっている。

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 その後、ルールに従って自分のピースを配置し、山札からカードを1枚引いたら、次のプレイヤーに手番を回す。

 これを繰り返していき、全員がピースを置けなくなったらゲーム終了だ。最終的に、盤面をもっとも多く取れた(手元のピースのマス目の残りが少ない)プレイヤーが勝者となる。

 本作は本家『ブロックス』からパーティゲーム味を強めてはいるものの、プレイヤーごとに山札を分けたり、手札から出すカードを2枚から選べるようにする、といった調整で極端に偏ったゲーム展開にはならようにしているので、相変わらず多くの人が楽しめるデザインとなっていそうだ。

 『ブロックス』と『UNO』がコラボレーションした『ブロックス シャッフル』は7月23日発売。価格は3850円(税込)。
 気になった方はこの機会に、お手に取ってみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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