パブリッシャーのKoch Mediaは8月4日、同社の社名を変更し、新たに「PLAION(プレイオン)」としてスタートすると発表した。
【お知らせ】
— PLAION Japan (@PLAION_JPN) August 4, 2022
2022年8月4日、Koch Mediaは社名を「PLAION」に変更いたします。
1994年創立以来、エンタテインメントへの情熱は当社の絶え間ない進化の原動力であり続けてきました。そして今、当社は独自のエンタテインメント体験を提供する旅の次章を描き始めたのです。
PLAIONの世界へようこそ! pic.twitter.com/shsu4IXA6O
Koch Mediaはオーストリアに本社を置くパブリッシャーだ。同社は1994年に設立され、2018年にスウェーデンのビデオゲーム持株会社THQ Nordic AB(後のEmbracer Group)の子会社となる。
傘下には『セインツロウ』や『デッドアイランド』のパブリッシングを務めるDeep Silverや2018年にリリースされた『Kingdom Come: Deliverance』を開発するチェコのデベロッパーのWarhorse Studios、『Screamer』や『MotoGP』をはじめとするレースゲームを手掛けてきたMilestoneなど、さまざまなデベロッパーとパブリッシャーを抱えている。また、同社はゲームのパブリッシングのほか、ヨーロッパでの映画の流通も手がけている。
海外のゲームメディアGamesBeatによるPLAIONのグローバルセールス&マーケティング担当のフランク・ウェーバー氏へのインタビューによると、改名は「会社としてグローバルになることでKoch Mediaという名前が国際的に理想的ではないことが判明したため、ブランディングやネーミングの観点から1年がかりで実施した」という。
PLAIONは今後、8月23日に『セインツロウ』を発売予定であり、このほかにも『Payday 3』や『Goat Simulator 3』、『The Chant』などの発売を控えている。