いま読まれている記事

「砂の惑星」で奇跡の薬物「メランジ」を巡る覇権争いを描くオープンワールドMMO『DUNE Awakening』正式発表。重厚な群像劇で名を馳せた名作SF小説『デューン』のゲーム化作品

article-thumbnail-220824x

 重厚な群像劇を描き名作として評されてきたSF小説『デューン』のゲームとなる『DUNE Awakening』がFuncomより正式発表された。ジャンルはオープンワールド型のサバイバルMMO。対象プラットフォームはPC、PS5、Xbox Series X|Sで、すでにSteamではストアページが公開されている。

 『デューン』は1965年に出版された『デューン 砂の惑星』をはじめとするフランク・ハーバート著のSF小説シリーズ。『砂の惑星』は第一回ネビュラ賞の長編小説部門などを受賞したほか、2021年には幾度目かとなる映画化をはたすなど、現在も語り継がれるSF小説の名作のひとつだ。

 Funcomは同小説シリーズのゲーム化権を取得しており、2019年にはオープンワールドのマルチプレイゲームを手掛けていることを明らかにしていた。なおFuncomはシュワルツ・ネッガー主演の映画『コナン・ザ・グレート』などで知られる小説『英雄コナン』シリーズのゲーム化『Conan: Exile』でも開発を担当し成功を収めている。

 『DUNE Awakening』の舞台となるのは、そんな小説版と同じ砂の惑星アラキス、別名「デューン」(砂丘)。このデューンと呼ばれる宇宙でもっとも危険な星では、地下に多数の「砂虫」(サンドワーム)が生息し、宇宙船すらも破壊する「コリオリの嵐」が吹き荒れている。

 一方でこの星でしか取れない奇跡のスパイス「メランジ」は非常に有用な薬物として流通しており、これを巡り星の覇権争いは激化。メランジは接種した者を不老不死にし、意識を拡張して超人的な力を与え、さらに宇宙でのワープシステムにも使用されるという、とんでもない代物だ。プレイヤーは広大でシームレスにエリアがつながっている星の惑星アラキアで、このメランジを巡る争いに何千人ものプレイヤーとともに参加することになる。

 ゲーム内でプレイヤーは廃墟となった生物実験場を歩き、墜落した宇宙船の残骸を漁るなどして、惑星アラキアを探索していくことになる。メランジの花を探して収穫機を配備したり、襲撃者からスパイスを守ったり、あるいは貿易したりといった、拠点運営や流通の要素もあるようだ。また原作通りメランジを接種することでキャラクターに強力なスキルや能力を付与できることも示唆されている。

『DUNE Awakening』正式発表。名作SF小説『デューン』のオープンワールドMMO_001
(画像はSteam | 『DUNE Awakening』より)
『DUNE Awakening』正式発表。名作SF小説『デューン』のオープンワールドMMO_002
(画像はSteam | 『DUNE Awakening』より)
『DUNE Awakening』正式発表。名作SF小説『デューン』のオープンワールドMMO_003
(画像はSteam | 『DUNE Awakening』より)

 『DUNE Awakening』は現在ベータテストの参加登録を受け付けているので、気になるプレイヤーは公式サイトから登録してみてほしい。

編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月24日02時~2024年4月24日03時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ