スクウェア・エニックスは10月20日(木)夜、同社が展開するRPGシリーズの最新作『ファイナルファンタジーXVI』について、作中の舞台に関する世界設定や自らの身体に召喚獣を宿す者「ドミナント」のキャラクター性を盛り込む最新映像を公開した。本作は2023年夏にPS5での発売を予定している。
また、本発表にあわせてティザーサイトのキャラクター紹介ページも更新。召喚獣バハムートのドミナント「ディオン・ルサージュ」と召喚獣オーディンのドミナント「バルナバス・ザルム」に関する紹介が追加されている。
『ファイナルファンタジーXVI』は、オンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏が兼任でプロデューサーを務める『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作である。ディレクターは『ラスト レムナント』での経験を持つ高井浩氏が担当しており、作中ではかつてクリスタルの加護を受けた大地「ヴァリスゼア」を舞台に、5つの大国による「マザークリスタル」をかけた戦争や各国に生まれ落ちたドミナントたちの運命が描かれる。
今回の映像では慈悲と伝統の公国「ロザリア」や砂塵にそびえる共和国「ダルメキア」、信仰と恐怖が支配する「鉄王国」を含めた5大国が紹介された。また、作中で戦争の発端となる宗教国家「ザンブレク」の皇子にして竜騎士であるディオンや、流れ者の身でありながら「ウォールード」の国王まで上り詰めたバルナバスの姿も登場している。
また、映像のなかでは召喚獣を相手取った主人公「クライヴ」のバトルシーンも映し出されていた。吉田氏・髙井氏がPlaystation.Blogへ寄せたコメントによると開発は「いよいよ大詰め」の段階にあり、デバッグや最終調整などの作業に着手しているようだ。
本作の続報については公式Twitterアカウント(@FF16_JP)からも告知されるので、興味があればフォローして次の発表を待っておくとよいだろう。