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セガの小玉理恵子氏が2022年5月に逝去されていたことが判明。『ファンタシースター』『セブンスドラゴン』などの作品に携わったことで知られる

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 セガにて活躍してきたゲームクリエイター・小玉理恵子氏が2022年5月に亡くなっていたことが明らかにされた。海外メディア「IGN」などが報じている。

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小玉理恵子氏(画像は「Game Developers Choice Awards」公式ニュースより)

 小玉理恵子氏は1984年にセガ(当時のセガ・エンタープライゼス)に入社。グラフィックデザイナー、ディレクター、プロデューサーなどさまざまな立ち位置で『ファンタシースター』『ソーサリアン』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『セブンスドラゴン』『エターナルアルカディア』といった作品に携わってきた。

 女性ゲームクリエイターの先駆者ともいえる存在で、2019年の「Game Developers Choice Awards」では、業界の発展に貢献した人物を表彰するパイオニア賞を受賞している。近年ではセガの復刻シリーズ「SEGA AGES」のうち、Nintendo Switch版のリードプロデューサー、ディレクターとして『ファンタシースター』をふくむ多くの作品の復刻を手がけた。

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(画像はSEGA AGES『ファンタシースター』より)

 今回、小玉理恵子氏の死去については10月27日(木)に発売となった「メガドライブミニ2」のクレジット画面から判明した。「In memory of Rieko Kodama」といったメッセージをユーザーが発見し、その真意を問われたプロデューサーの奥成洋輔氏が小玉氏の逝去を示唆するリプライを寄せていたという。

 そのうえで海外メディア「IGN」がセガへ問い合わせたところ、小玉理恵子氏が5月に亡くなったことを認めたとのこと。詳細については、遺族への配慮として伏せられたとしている。

 改めて、小玉理恵子氏のご冥福をお祈り申し上げます。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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