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『魔界戦記ディスガイア7』では戦闘の勝敗を司る新要素「神討(しんうち)モード」が登場。魂を持った武器「始祖の七振り」が放つ強力な一撃。新たに明かされた仲間や敵、汎用キャラクターなど盛りだくさんの新情報をお届け

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 日本一ソフトウェアは10月27日、『魔界戦記ディスガイア7』勝敗のカギを握る新要素「神討(しんうち)モード」などの新情報を公開した。

 本作の対応プラットフォームはPS4、PS5、Nintendo Switchで、2023年の1月26日(木)に発売を予定している。

 価格はいずれも税込で通常版がパッケージ・ダウンロードともに7678円、デジタルデラックス版は1万978円となる。

『魔界戦記ディスガイア7』の「神討(しんうち)モード」など新情報が発表_001

 『魔界戦記ディスガイア7』はPS2向けに発売された2003年のシミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』を原点とする同名のシリーズ最新作だ。本作はシリーズ初となる和風の魔界「日ノ本魔界群」を舞台に、伝統のやりこみ要素とダイナミックに常識を破壊する新システムを携えた作品となる。

 本作の主人公は貧乏で人情嫌いなはぐれ武士「フジ」と勘違い日ノ本オタクの若手社長「ピリリカ」で、凸凹コンビのふたりが信念のために共闘していく様を描く。

 今回公開された新情報は、メインキャラクターが持つ強力な武器「始祖の七振り」と呼ばれる伝説の武器の力を解放する「神討(しんうち)モード」だ。

 「始祖の七振り」は主人公のフジとピリリカが大穢戸幕腐(オオエドバクフ)を倒す決意を固め、日ノ本全土へ足を運ぶことで獲得する魂を宿した武器。「始祖の七振り」に選ばれた使い手は戦闘を通して「神討ゲージ」が貯まっていき、神器の力を解放する「神討モード」へ移行できる。

 神討モードになったキャラクターは能力値が向上し、それぞれに対応した特殊なスキルと技が解放されるという。なお、神討モードの発動条件はキャラクターごとに異なる。

 今回の発表では2種の「始祖の七振り」が公開された。

 ひとつ目はフジが選ばれた「神剣 完斬無止(カンザンムサシ)」。万物両断の力であらゆるものを切り裂く神剣であり、攻撃時に対象の防御力を大幅に減少させて大ダメージを与えることが可能だ。

 ふたつ目はビビりでヘタレでナルシストな大穢戸幕府のお飾り将軍「ウェイヤス」が選ばれた「神杖 説革天下(トクガワテンゲ)」。万物を従える絶対命令権を持つ神杖で、神討モード発動時には周囲の敵ユニットを指示どおりに動かす「操り」状態にする力を持つ。本作より実装される新システム「弩デカ魔ックス」とあいまってディスガイアの戦闘に更なる刺激をもたらしてくれそうだ。

 また、冒険を共にするメインキャラクターの詳細も明かされた。

 フジを「お父さん」と呼び慕い、日ノ本各地で“お父さんのため”の破壊活動を繰り広げる少女「アオ」、幕腐関係者からのみ盗みを働く怪盗「界盗義賊マウス★ガール」として民衆から大人気の「シーフォー」、幕府で「予知奉行」を務める機械仕掛けの身体を持つ少年「スイセン」、日ノ本最強の剣豪が受け継ぐ称号「絶勝斎」を担う女性「彼岸絶勝斎」とクセの強いキャラクターが勢ぞろいだ。

 主戦力の登場人物以外にも、自分の管轄外の仕事には関わりたがらず、主人を見捨てることもあるピリリカの秘書プリニー「ピーちゃん」、なぜか魔界にいる天使「ニトラ」らが紹介されており、彼らがいかに物語に関わるのかに注目しよう。

 さらに、主人公に立ちはだかる敵「魔提督オープナー」とその一味に関する詳細も明かされた。

 「魔提督オープナー」は訓練された悪魔で構成される軍事組織「界軍」のトップ。突如として日ノ本魔界に現れ幕腐を支配下に置くと、武士道を重んじる伝統的な価値観を大きく捻じ曲げた。始祖の七振りの一つ「神拳」を持ち、その圧倒的な武力で武士たちを支配している。

 オープナーは部下である「魔の十三奉行」を従えており、主人公は守衛団を束ねる防衛奉行「ビッグ・ブル」日ノ本の海を管理する大海奉行「ジ・アゲイン」、そして物事の先を予知できる予知奉行「スイセン」など、強力な「魔の十三奉行」らと刀を交え、日ノ本魔界侵攻の真実へと迫っていく。

『魔界戦記ディスガイア7』の「神討(しんうち)モード」など新情報が発表_014

 くわえて、日ノ本魔界に存在するさまざまなロケーションも紹介された。

 横浜中華街を思わせる「横破魔界(ヨコハマカイ)」や、超弩級宇宙イワシの中にある漁村風の魔界「鰯魔界(イワシマカイ)」、聞き覚えのある名を冠する「下郎怨泉(ゲロオンセン)」など、いずれも和風なテイストを維持しつつも、多種多様な舞台で物語を楽しめるだろう。

 このほかに、新たな汎用キャラクターも紹介された。キョンシー風のビジュアルで仲間が死ぬとパワーアップし、死んでも蘇る「死姫族」、キモ可愛い大きな目玉を携え攻撃時に相手の防御ステータスをランダムに変化させる「巨眼族」についてはラフイラストも公開されている。

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『魔界戦記ディスガイア7』の「神討(しんうち)モード」など新情報が発表_026

 今回明らかになった汎用キャラクターは以下のとおり。

・死姫族
・巨眼族
・プリニー族
・氷棲族
・魔翔族
・屍族
・邪竜族
・妖花族
・騎将族
・呪眼族
・猫娘族
・夜魔族

 今回の発表にあわせて、『ディスガイア7』の予約受付が開始され、豪華特典が付属するデジタルデラックスエディションの発売が決定した。2023年の1月25日までに予約を行うことで特典「めがねコスチュームセット」が獲得できるため、購入を検討している読者は忘れずに予約しよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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