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鳥類たちによる法廷バトルゲーム『鳥類弁護士の事件簿』が12月15日に発売へ。PC版から7年の時を経てついに日本語化する本作の、冒頭約30分間を収めたゲームプレイ映像も先行公開

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 現在、発売元であるレオフルさまの許可のもと『鳥類弁護士の事件簿』の冒頭約30分のゲームプレイ映像を電ファミニコゲーマーのYouTubeチャンネルにて公開しております。ぜひ記事とあわせてご覧ください。

 レオフルは鳥獣たちによる法廷バトルアドベンチャーゲーム『鳥類弁護士の事件簿』(原題:『Aviary Attorney: Definitive Edition』)をNintendo Switch向けに12月15日に発売する。価格はそれぞれ税込みで、ダウンロード版が3278円、パッケージ版が3850円。

 『鳥類弁護士の事件簿』は、2015年にPC向けに発売された海外作品『Aviary Attorney』をNintendo Switch向けに移植した、鳥獣たちによる法廷バトルアドベンチャーゲームだ。オリジナル版では日本語は収録されていなかったため、その発売から7年の時を経て、初の日本語版の登場となる。

 本作の舞台となるのは、1848年のフランス・パリ。街では再び革命の気運が盛り上がり、牢獄には罪を犯した者だけではなく、大勢の無実の者が収容されていた。そんな混沌たる社会で、プレイヤーはハヤブサの弁護士ジェイジェイ・ファルコンとして、正義のために立ち上がることとなる。

 愉快なジョークが得意な助手・スパロウソンとともに、作中で起こるさまざまな事件の証拠品を集め、法廷で被告として起訴された依頼獣の無実を証明しよう。

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 本作はアートに19世紀の風刺画家J・J・グランヴィルによる作品を、音楽にロマン派を代表する作曲家カミーユ・サン=サーンスによる楽曲を使用。実在する19世紀の作品を使用することで、当時のロマンあふれる雰囲気をたっぷりと味わえるのは、このゲームの突出した特徴のひとつと言えるだろう。

 ゲームは事件の証拠品を集めるパートと、それらの証拠品を駆使して依頼獣を弁護するパートのふたつのパートで進行していく。

 まずはパリの町へと出て、事件に関連する証拠品を集めていこう。調査に使える日数は限られているため、どの場所におとずれ、なにを調べるかは的確に判断していく必要がある。パリに住むさまざまな鳥獣たちと交流し、時にはお金や大胆な手段を用いて証拠品を集めていこう。

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 そして裁判の日が来たら、いよいよ弁護士としての本領を発揮するときだ。法廷で狡猾な検事を相手に弁舌をふるい、証人に尋問して証言の矛盾をつきつけ、陪審員たちの心をつかんで、依頼獣の無実を勝ち取ることを目指そう。

 本作はストーリーを進めていくと3つのルートへと分岐し、まったく異なるエンディングを迎えることになるそうだ。またゲーム進行に合わせて開放されるコレクションメダルやアートギャラリーといった要素もあり、全ルートをコンプリートするまで楽しめるようになっているとのことだ。

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 ちなみに本作は原題が『Aviary Attorney』というところからしてそうなのだが、その内容は『Ace Attorney』シリーズ、すなわち日本の『逆転裁判』シリーズの雰囲気をかなり彷彿とさせるものとなっている。

 本作のゲームシステムや全体を通して展開する軽妙なトークは、ほぼ間違いなくその影響を受けたであろうものとなっており、またオリジナル版がそうなのか、日本語化にあたって翻訳のさいに遊び心を加えたのかは不明だが、なかには『逆転裁判』シリーズを思わせるようなイベントも仕込まれている。

 本作のゲーム内容が気になった方は、現在、本作の冒頭約30分間のゲームプレイを収録した動画を公式の許可のもとで電ファミニコゲーマーのYouTubeチャンネルにアップしているので、ぜひこちらもあわせてご覧いただきたい。

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 『鳥類弁護士の事件簿』はNintendo Switch向けに、12月15日に発売を予定している。価格はそれぞれ税込みで、ダウンロード版が3278円、パッケージ版が3850円となっている。

 気になった方はこの機会に、19世紀のパリを飛び回り、鳥チョウ発止の法廷バトルを繰り広げてみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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