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キュートな虫の会社員たちが会社を救う(または滅ぼす)謎のマルチエンディングRPG『モス クビット』正式発表。多数の昆虫たちがかわいいドット絵で描かれる

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 Astrolabe Gamesは1月12日(木)、ブラジルのHelena Creative Studiosが開発したRPG『モス クビット』をパブリッシュすると正式に発表した。本作は日本語にも完全対応する予定である。

 本作はレトロ風のドット絵がキュートな2D形式のRPG。虫たちが経営し、労働に勤しむ会社というユニークな舞台設定がまず目を引くポイントだ。主人公の蛾「モスちゃん」は超大手会社でみごとに昇進を果たすが、神秘的な“最終決裁”をはじめとするさまざまな危機が襲い来る。

 蛾ちゃんは“虫友”や“虫同僚”と会社を救ったり、あるいは滅ぼしたりと非常に独特なストーリーがマルチエンディング方式で描かれるそうだ。ストアページの紹介文でも「荒唐無稽であるが生き生きとした昆虫職場」「会社員虫の変な大冒険」などといった表現がなされていることから、このカオスな雰囲気も持ち味のひとつということだろう。

マルチエンディングRPG『モス クビット』正式発表1

 ゲーム中には蛾のほかにもテントウムシ、カミキリムシ、毛虫、トンボなど非常に多くの昆虫が登場する。ただしすべての虫がプレイヤーに不快感を与えることのないよう、キュートにデザインされているとのこと。登場キャラクターはいずれもバックボーンを持ち、プレイヤーの行動と選択がそれぞれの虫たちの物語における行方を左右するという。

 戦闘システムには「Love Sick Disorder」(LSD)というシステムが採用されており、こちらは理屈で相手の虫を説得する、“言葉で戦う”構造になっているそうだ。公開されている映像からは、相手の問いかけに対して選択肢を選ぶノベルゲームのようなプレイ画面が確認できる。

 このほかにも、パズルをはじめとするミニゲーム要素が複数導入されているようだ。またテキストには丁寧なローカライズを行い、開発チームである「Helena Creative Studios」の奇想天外なテイストを堪能できるようにすると謳っている。

マルチエンディングRPG『モス クビット』正式発表2

 『モス クビット』はPC(Steam)向けに2023年内の発売が計画されている。日本語にも完全に対応する予定とのことなので、続報を楽しみに待ちたいところだ。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


会社員虫波瀾万丈大冒険のRPG「モスクビット」発表デビュー映像初公開

Astrolabe Gamesは本日、ブラジルのHelena Creative Studiosが開発した会社員虫のRPG「モスクビット」(英文タイトル名:Moth Kubit)をグローバル地域(日本含)でパブリッシュすることを正式に発表し、PC Steamストアページを正式に公開し、初のプロモーションビデオなどを含むゲーム紹介資料を公開した。本作は2023年以内に発売する予定で、日本語も完全対応予定です。

マルチエンディングRPG『モス クビット』正式発表3

ストアページ:https://store.steampowered.com/app/2257830

これはある社畜について……いや違う、社虫についてのRPGです。主役である「蛾ちゃん」モスクビットが昇進したとたん、突然大手会社で冒険を始め、「最終決裁」が来る前に、自分、虫友と会社を救う(または滅ぼす)。本作は荒唐無稽であるが生き生きとした昆虫職場の世界を作り、極めて特殊な戦闘システムとマルチエンディングも重要な特色の一つである。

ゲーム紹介

それで、これは一体どんな物語でしょうか?

ーー一言で言いますと、これは
会社員虫の波瀾万丈かつ変な大冒険です。

「モスクビット」は2DのRPGである。この物語は主人公の「蛾ちゃん」が超大手会社で昇進されたが、様々な危機や神秘的な「最終決裁」が襲ってきていることに全く意識していなかったーー噂によるとすべてのことは大きく変わって、会社が倒産するかもしれないし、世界は滅びるかもしれない。でも結局は「蛾ちゃん」と彼の虫友、虫同僚たちが必死に守れるか、それともその手で全てのことを滅ぼすかにかかわる。

とにかく、この変わっているが魅力的な物語は二言三言で話すのは難しいので、自分の手で実際やってみてほしいです、エンディングも多いし、謎も多いです。

マルチエンディングRPG『モス クビット』正式発表1

では、このゲームはどんなゲームでしょうか?

ーーマルチエンディングのクラシックRPGです。

まず、ゲームの遊び方はすべてのRPGと基本同じくーーあるキャラクターを演じ、様々な謎を解決し、NPC(虫友)と話し、逮捕されたり殴られることを心配することなくいろんな物を調査し、戦い、ストーリーを進め、多くのエンディングの中で1つ迎えます。(かなり時間かかるRPGです)

しかしすべてのことは巨大な会社の中で起きて、あなたに見える「敵虫」やNPCなども伝統的な意味でのファンタジーのイメージではなく、不運なサラリームシに、もちろん経営管理者や財閥もいます。そのため、キャラクターからステージ、また戦闘システムのデザインまで、全部特別な「昆虫」と「職場」の雰囲気に満ちています。

マルチエンディングRPG『モス クビット』正式発表2

それで……どんな人…じゃなくてどんな虫に出会えるのですか?

ーー蛾子、テントウムシ、カミキリ、毛虫、トンボ…まさに萌え虫大百科!

上記のように,ゲームには非常に多くの昆虫が登場し,我々の主人公蛾子とともに,いろんな種類の虫同僚たちと異なる職場や事件で出会うことになります。(この点についてですが、ゲーム開発中に傷つけされた昆虫は一匹もおらず、すべての虫もかわいっぽく加工されており、何らかの不快感も与えられないようにしておりますが、もし何か不快感を感じましたら、ぜひ教えてください。)

久しぶりに虫友と再会したり;会社上層部の財団の虫どもと建設的な意見を激しく交換したり、いっそ“自縄自縛”して現実を回避したり……それぞれの登場キャラクターたちにはそれなりの昔と今の物語や設定(突っ立ているNPCにはありません)を持っていて、彼らの個性を知り、求めている物を理解し、あなたの行動と選択でそれぞれの虫たちあるいは物語全体の行方、結末を決定することができます。

マルチエンディングRPG『モス クビット』正式発表4

会社をテーマにしたシーンは面白くないんじゃないかと思いますが?

ーー安心してください。一番面白いとは言えませんが、きっととても面白いはずです!

もちろんそんなことありません。私たちも会社のワークスペースで「閉じ込められ」て、官僚主義の人たちが責任を押し付けている所で一日千秋するのは嫌いです。ゲーム中の奇想天外職場シーンは、制作チームが果てしないつまらない書類や煩雑な手続きに直面したとき、現実逃避して思いついたものです。私たちは少しの見覚えがある感じより多くの天馬行空な発想をお届けしたいと思います。ゲームは複数のチャプターに分かれており、内容はかなり多いため、対応するシーンも豊富であり、通常のワークスペースから総裁オフィスまで、ゲームの最終バージョンのシーン数や質もあなたの期待や想像に応えられるように努めいたします。

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RPGであるなら、戦闘システムについて教えてくださいませんか?

ーーもちろんできます。一言で言えば「言葉で戦う」ことです。

本作では特殊な戦闘システム:Love Sick Disorder(LSD)を採用しました。大手会社のエリートサラリーマンは、もちろん拳で虫と戦うことではなく、理屈で虫を説得することになります。そうでなければ、勝っても警察に捕まえるでしょう。そうなると、ゲームの名前は「虫が如く」にしなければならないかもしれません。

とにかく、戦闘はとても面白いです、本物の知恵と勇ましさの戦いで、会話や情報量が多いので、意味が伝わるかどうかにも挑戦に満ちていて、ちゃんとローカライズ化して開発チームHelena Creative Studioの奇想を味わうことができるようにいたします。

マルチエンディングRPG『モス クビット』正式発表6

タイトル概要:

名前:「モスクビット」

機種:PC Steam

発売日:2023年内

開発元:Helena Creative Studio

パブリッシャー:Astrolabe Games

Helena Creative Studioについて:

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ブラジルのHelena Creative Studioは、匠の精神でプレイヤーに格別な体験をもたらすことを目的としています。不思議な叙事、新鮮な遊び方、忘れられない体験を作ることに力を入れていますので、Helena Creative Studioからの情熱と愛をお楽しみにしてください!

Astrolabe Gamesについて:

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Astrolabe Gamesは2021年上海で起業した中国パブリッシング会社です。会社の理念は「良いローカルのコンテンツを世界へ、そして良いグローバルのコンテンツを中国に」。現在既に公開した作品は「In Nightmare」、「勇者よ急げ!Brave’s Rage」、「EVOTINCTION」、「フィスト:紅蓮城の闇」。

 モス クビット ストアページ https://store.steampowered.com/app/2257830
 お問合せ:PR@Astrolabe-Games.com 担当者:諸葛 倫
 日本公式Twitter: @AstrolabeGameJP
 公式サイト:https://www.astrolabe-games.ca/

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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