集英社とMAPPAは1月20日、「アニメーション チェンソーマン展」のチケットの一般販売を開始した。
イベントの会期は2月24日(金)から4月23日(日)までとなっており、会場は西武渋谷店のモヴィーダ館6F・7Fとなっている。
チケットはローソンチケットにて販売され、会期中の入場日時を指定して入場券を購入可能だ。
価格は前売券が1800円、当日券が2000円となる。大学生は前売券を1400円、当日券を2000円とお得に購入可能だ。
『チェンソーマン』は藤本タツキ氏が2019年より「少年ジャンプ+」にて連載を開始した漫画作品。悪魔と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界を舞台に、亡き父の借金に苦しみながら普通の生活を望む主人公「デンジ」が「チェンソーマン」となる力を獲得し、突如現われたマキマにスカウトされるかたちで公安のデビルハンターとなり、成長していく様が描かれる。
苛烈な描写もさることながら、もはや支離滅裂と言える物語の展開と90年代から2000年代の映画やアニメを中心とするパロディーを乱発し折衷する作風が特徴。また、怒涛の展開を見せながらも「デンジ」が成長することで、当初求めていた“普通の生活”が内包する社会規範的な男性の欲望を相対化していくシナリオが第一部「公安編」の魅力となっている。2022年より第二部「学園編」が連載中だ。
「アニメーション チェンソーマン展」は漫画『チェンソーマン』の第一部「公安編」の序盤を高精細なビジュアルで映像化したアニメの原画・絵コンテ・設定資料が展示されるMAPPA監修の展覧会だ。
会場には作中シーンをイメージした装飾が施されるほか、「チェンソーマン」「マキマ」 「パワー」、本展示会にて初登場となる「早川アキ」の等身大フィギュアも展示されるという。
くわえて、限定の描きおろしイラストを使用したグッズも販売され、アニメ版『チェンソーマン』のファン必見のイベントとなるだろう。
興味がある読者は、チケットを事前に購入して展覧会に足を運んでみよう。