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「人間がボール」の近未来スポーツを体験できるゲーム『Grab n’ Throw』が登場。「弁護士投げ」やチームメイトを地面に叩きつけるバレーボール風競技が体験できる

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 Golden Syrup Gamesは人間を投げる近未来のスポーツを体験できるゲーム『Grab n’ Throw』を開発中だ。

 対応プラットフォームはPC(Steam)で年内に体験版を配信し、2024年までにリリースする予定となっている。

『Grab n' Throw』が登場。人間投げ未来スポーツゲーム_001
(画像はSteam:Grab n’ Throwより)

 『Grab n’ Throw』は近未来のフルコンタクト(直接打撃を認める試合形式)スポーツを1人称視点で体験できるアクションゲームだ。プレイヤーは極めて一般的な強さの上半身を持つアスリートとして、他のプレイヤーや狡猾なAIと対戦することとなる。

 本作で体験できる近未来のフルコンタクトスポーツは様々な種目が用意されているが、いずれも「人間を投げる」という点が共通している。なかには一度に複数人を不思議な力で収集して投げたり、投げる人間を階段のように組み上げて「投げられた人間がさらに空中で人間を投げる」といったルールの種目も用意されている。

 例えばゴルフのようなルールの「ホールインワン」は256平方キロメートルのマップを横断し、投げた人間をゴールに入れる競技となっており、人間を投げるという点以外は親しみやすい。

 いっぽう、本作でプレイできる競技「ボンバータ」はサッカーとドッジボールが合体し、球の代わりに人間を投げる競技だという。つまりゴールに入れて点を獲得するほか、敵に人間を投げつけて排除することも可能である。

 さらに、ゴールに点を決めるたびにフィールドが傾く仕様となっており、なんとも荒唐無稽な競技を楽しめることがうかがえる。

『Grab n' Throw』が登場。人間投げ未来スポーツゲーム_004
(画像はSteam:Grab n’ Throwより)

 このほかに、ネット越しにチームメイトを投げつけて、地面に叩きつけることで点を獲得できるバレーボールのような「バレー バッシュ」や高層ビルのオフィスから相手より多くの弁護士を窓から投げだした者が勝利する「ロイヤー ローンチ」などがSteamストアページでは紹介されている。上記以外の競技も楽しめるという。

 なお、本作のような小規模開発のマルチプレイゲームはマッチングの問題が懸念されるが、『Grab n’ Throw』では極力マッチング時のストレスを軽減できるよう意識したマッチングシステムを採用し、マッチングの待ち時間でAI対戦を楽しめるそうだ。

 興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、ひとまず体験版の配信を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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