パブリッシャーのMerge Gamesは2月7日、北欧神話風の世界を描くホラーゲーム『Bramble The Mountain King』について、バグや改良を施した体験版の配信を期間限定でPC(Steam)向けに開始した。
本作の発売時期は2023年内を予定しており、正品版の対応プラットフォームはPC(Steam)のほか、公式サイトによるとコンソール向けの展開も予定している。
配信期間は日本時間2月7日午前3時に開幕する「Steam Nextフェス」にあわせて2月13日ごろまでとなる。なお、本体験版は日本語に対応しているほか、本編も日本語でプレイ可能。PS5向けの体験版も記事執筆時点で配信されている。
『Bramble The Mountain King』はダークな北欧神話風の世界を舞台に、少年オーレとして恐ろしいトロールにさらわれた妹を救うホラーアドベンチャーゲームだ。フォトリアルなグラフィックと些細な現象も逃さない細やかな演出が特徴で、さながら写実的かつ不気味な絵本の世界を冒険するような体験が味わえる。
被写界深度の浅いカメラワークや、泥沼を歩けば服が汚れ、水辺を歩けば汚れが取れるといった細かい表現だけでも一見の価値があるだろう。
ゲームプレイは小さな主人公を操作し、巨大で悍ましいクリーチャーから逃げたり、行く手を阻むパズル要素を解き明かしながら進行方向へ進んでいく形式を取っており、一定の難度があるものの小刻みにリスポーン地点が更新されることで、「カジュアルな死にゲー」のような手触りだ。
主人公は小さく、襲い来る敵は基本的に超巨大であること、そしてプレイヤーに襲い来るクリーチャーの動きも表情豊かなリアリティを携えていることで、自身の非力さに起因する恐怖を存分に味わえる。
いっぽうで穏やかな場面も描かれており、「通路で眠っている巨人をタンポポの綿毛で目覚めさせ、大きな手に乗って運んでもらう」、「釣り竿の先につるしたミミズでハリネズミを運転する」といった何とも可愛らしい光景も楽しめる。
このたび配信される体験版は、以前配信されていた体験版と基本的に同じ内容だが、冒頭にナレーションのボイスオーバーが追加され、バグの修正が行われている。
本作の美しさと恐ろしさを充分に体験できるため、興味がある読者はぜひプレイしてみてはいかがだろうか。