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『ホグワーツ・レガシー』開発スタッフが制作した「ネコがアバダ・ケダブラでプレイヤーを殺す」映像が公開。一部ユーザーによるネコへの悪戯を受けて開発されたスタッフのジョーク

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 『ホグワーツ・レガシー』を手掛けるAvalanche Softwareのコミュニティマネージャー・Chandler Wood氏は3月14日、同社の内部で開発した『ホグワーツ・レガシー』のテスト映像を公開した。

 映像はまずプレイヤーが猫に攻撃呪文を放つが、猫がプロテゴで呪文を防ぐ。そして猫がアバダ・ケダブラをプレイヤーに放ち、プレイヤーが死亡するというものである。

『ホグワーツ・レガシー』「ネコがアバダ・ケダブラを唱える」ジョーク映像が話題に_001
(画像はChandler Wood氏のTwitterより)

 『ホグワーツ・レガシー』は1800年代の魔法界を舞台とした、『ハリー・ポッター』と同一の世界で冒険できるオープンワールドのアクションRPGだ。

 同作は販売本数が全世界で1200万本を突破しており、海外メディアのレビューサイト「Metacritic」ではXbox Series X版が100点中90点を獲得。さらに、Twitch上でのシングルプレイゲームとして過去最大となる128万人のピーク同時視聴者を記録するなど、大々的に人気を博している。

 同作では唱えれば相手が死亡する凶悪な呪文「アバダ・ケダブラ」など、原作において禁忌とされる“闇の呪文”を主人公として堂々と使用できる。この点は本作が話題を呼ぶ要素のひとつとなっていた。

 この度公開された映像は、プレイヤーが猫に攻撃し、禁忌とされる呪文を猫が放つという異常な光景だ。無論、ゲーム本編では猫にダメージを与えることはできない。

 Chandler Wood氏の投稿を参照すると、本映像は一部のプレイヤーがゲーム内の猫に魔法で悪戯をする様を受けて、開発スタッフが内部的に開発したものだという。

『ホグワーツ・レガシー』「ネコがアバダ・ケダブラを唱える」ジョーク映像が話題に_002
(画像はChandler Wood氏のTwitterより)

 『ホグワーツ・レガシー』では、無論ネコにたいしてダメージを与える非人道的な行為は不可能だ。しかし、猫を含む非敵対NPCにも呪文の効能が発動する場合もあるため、この仕様を活用したネコへの悪戯を楽しむユーザーも存在するという。

 Chandler Wood氏はテスト映像の投稿にリプライとして「”AVADA CAT-DAVRA!!!”」と投稿しており、作品の世界観に習ったダジャレも披露している。

 あわせて、リプライとしてテスト映像の仕様がゲーム本編に実装されておらず、Avalanche Software社内で制作した面白コンテンツを披露したかったと説明。さらに、「ネコに悪戯をしないで」ともコメント。同氏のTwitterのヘッダー写真は猫の写真が設定されており、真のネコ好きであることも伺えるだろう。

 『ホグワーツ・レガシー』の対応プラットフォームはNintendo Switch、PS4、PS5、Xbox Series X|S 、Xbox One、PCとなっている。

 PS5版とXbox Series X|S版は2月10日に発売され、PS4とXbox One版が5月5日、Nintendo Switch版が7月25日に発売予定だ。

【※更新 2023/3/23 11:00】記事初範にて、PS4とXbox One版について4月4日の発売と記載しておりましたが、こちらは発売日変更の発表前の情報となり、正しくは5月5日の発売となります。訂正し、お詫び申し上げます。

 ちなみに、猫に悪戯するだけでなく、本作では猫と戯れることもできる。可愛い猫に興味がある方は実際にプレイしてみよう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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