『ホグワーツ・レガシー』を手掛けるAvalanche Softwareのコミュニティマネージャー・Chandler Wood氏は3月14日、同社の内部で開発した『ホグワーツ・レガシー』のテスト映像を公開した。
映像はまずプレイヤーが猫に攻撃呪文を放つが、猫がプロテゴで呪文を防ぐ。そして猫がアバダ・ケダブラをプレイヤーに放ち、プレイヤーが死亡するというものである。
After seeing how some people have treated cats in the game, devs made a fun little internal thing that I couldn't not share: pic.twitter.com/8T17LMlyEZ
— Chandler Wood (@FinchStrife) March 13, 2023
『ホグワーツ・レガシー』は1800年代の魔法界を舞台とした、『ハリー・ポッター』と同一の世界で冒険できるオープンワールドのアクションRPGだ。
同作は販売本数が全世界で1200万本を突破しており、海外メディアのレビューサイト「Metacritic」ではXbox Series X版が100点中90点を獲得。さらに、Twitch上でのシングルプレイゲームとして過去最大となる128万人のピーク同時視聴者を記録するなど、大々的に人気を博している。
同作では唱えれば相手が死亡する凶悪な呪文「アバダ・ケダブラ」など、原作において禁忌とされる“闇の呪文”を主人公として堂々と使用できる。この点は本作が話題を呼ぶ要素のひとつとなっていた。
この度公開された映像は、プレイヤーが猫に攻撃し、禁忌とされる呪文を猫が放つという異常な光景だ。無論、ゲーム本編では猫にダメージを与えることはできない。
Chandler Wood氏の投稿を参照すると、本映像は一部のプレイヤーがゲーム内の猫に魔法で悪戯をする様を受けて、開発スタッフが内部的に開発したものだという。
『ホグワーツ・レガシー』では、無論ネコにたいしてダメージを与える非人道的な行為は不可能だ。しかし、猫を含む非敵対NPCにも呪文の効能が発動する場合もあるため、この仕様を活用したネコへの悪戯を楽しむユーザーも存在するという。
Chandler Wood氏はテスト映像の投稿にリプライとして「”AVADA CAT-DAVRA!!!”」と投稿しており、作品の世界観に習ったダジャレも披露している。
"AVADA CAT-DAVRA!!!"
— Chandler Wood (@FinchStrife) March 13, 2023
あわせて、リプライとしてテスト映像の仕様がゲーム本編に実装されておらず、Avalanche Software社内で制作した面白コンテンツを披露したかったと説明。さらに、「ネコに悪戯をしないで」ともコメント。同氏のTwitterのヘッダー写真は猫の写真が設定されており、真のネコ好きであることも伺えるだろう。
*This is an internal thing only, and will not make its way into the retail version of the game. Just wanted to share some of the fun we have here at Avalanche. Also, Don't F**k With Cats. 🐈😸
— Chandler Wood (@FinchStrife) March 13, 2023
『ホグワーツ・レガシー』の対応プラットフォームはNintendo Switch、PS4、PS5、Xbox Series X|S 、Xbox One、PCとなっている。
PS5版とXbox Series X|S版は2月10日に発売され、PS4とXbox One版が5月5日、Nintendo Switch版が7月25日に発売予定だ。
【※更新 2023/3/23 11:00】記事初範にて、PS4とXbox One版について4月4日の発売と記載しておりましたが、こちらは発売日変更の発表前の情報となり、正しくは5月5日の発売となります。訂正し、お詫び申し上げます。
ちなみに、猫に悪戯するだけでなく、本作では猫と戯れることもできる。可愛い猫に興味がある方は実際にプレイしてみよう。