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荒廃したソ連で、ちょっとキツめな少女と語りあうノベルゲーム『HOPE LEFT ME』が日本語に対応。制作者自身が手掛ける同名アルバムとタイアップしたちょっと不思議でノワールな世界観

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 ブラジル・リオデジャネイロを拠点に活動している音楽アーティストのAstrophysics氏は3月31日、自身が配信するビジュアルノベルゲーム『HOPE LEFT ME』について、日本語版の配信を開始した。

 『HOPE LEFT ME』は、雪の降る寒い寒い日、崩壊後のソビエトでプレイヤーが出会うパッと見キツめな少女との会話を中心に物語を展開していくビジュアルノベルゲームだ。

 本作は、同氏が手掛ける同名の楽曲アルバム「HOPE LEFT ME」の世界観を拡張するために制作された作品で、ゲーム内では実際のアルバム収録曲を背景に物語が展開していく。

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実際のゲーム画面(筆者撮影)

 Astrophysics氏はYouTubeを中心に活動をする音楽アーティストで、チャンネル登録者は30万人を超える。80年代のシンセウェーブに影響を受けた楽曲が特徴的で、最近では大手VTuberグループ「hololiveEN」で活動する小鳥遊キアラ氏とのコラボプロジェクトなども展開している。

 ゲーム中の楽曲は物語の展開に沿った専用の編集版「VNカット」のほか、アルバムの楽曲をそのまま収録した「LPカット」の2種類から選択可能で、すでに楽曲を知っているユーザーでも楽しめるつくりとなっている。

 一部の楽曲は、音楽アルバムとしての「HOPE LEFT ME」にのみ収録されており、すべての収録曲は同氏のYouTubeチャンネルやSpotifyなどの配信サービスで聞けるほか、音楽配信プラットフォームBandcampでの販売も行われている。

 『HOPE LEFT ME』は現在Steamで配信中だ。

ライター
最近ゲーム業界にサメ映画ブームが来ている気が・・・え? 『スター・ウォーズ』のゲームが出すぎて手が回らない毎日。1日36時間欲しい。

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