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小さな選択が大きな変化につながる「バタフライ効果」を題材としたアドベンチャーゲーム『バベル号ガイドブック』の発売日が8月3日に決定。延期にあたって「版号」の取得手続きが難航していたことも明らかに

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 任天堂のインディーゲーム情報番組「Indie World 2023.4.20」を通じて、パブリッシャー(販売元)のPixmainは発売延期となっていたアドベンチャーゲーム『バベル号ガイドブック(原題:A Guidebook Of Babel)』Nintendo Switch版を8月3日(木)に発売すると発表した。あわせて、PC(Steam)版の発売予定日も8月3日に再設定されている。

「バタフライ効果」を題材としたアドベンチャーゲーム『バベル号ガイドブック』の発売日が8月3日に決定_001
(画像はYouTube
「Indie World 2023.4.20」
より)

 『バベル号ガイドブック』は、小さな現象が後に大きな出来事を引き起こす「バタフライ効果」を題材にしたシナリオ型のアドベンチャーゲームである。作中では現世と来世をつなぐ巨大船「バベル号」を舞台に、船の燃料となる「乗客の記憶」を取り出すため、過去に戻って乗客たちの物語における流れを変えていくことになる。ただし、Steam版の販売ページへ記載されている情報によると、作中のシナリオにおける行動は結末だけでなく別のシナリオにも影響を与えていくという。

 バベル号へ隠された秘密を明らかにするため、あらゆる方法を試す試行錯誤が大きな特長となっているほか、少しレトロなアニメ風のアートスタイルやジャズ風の音楽も魅力のひとつだ。なお、本作は当初2022年秋の発売を予定していたが、中国のゲーム業界を専門とする海外メディアSuperpixelの報道によると、中国の開発元であるStarryStarryは現地でのゲーム販売ライセンスに相当する「版号」の取得手続きに難航し、今回の発表に至るまで500日以上を要したという。

 『バベル号ガイドブック』は8月3日(木)にリリース予定。続報に興味があればIndie Worldの公式Twitterアカウント(@IndieWorldJP)もあわせてチェックしておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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