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伊藤潤二氏 × H. P.ラブクラフトなホラーRPG『恐怖の世界』PC、PS4版も国内向けに発売決定。Nintendo Switch版とあわせて2023年秋に発売予定

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 PLAYISMは5月20日、ホラーゲーム『恐怖の世界(原題、WORLD OF HORROR)』について、パブリッシャー・Ysbryd Gamesによる協力のもと国内向けに展開すると発表した。

 本作の日本語版はPC(Steam)、Nintendo Switch、PS4となり、2023年秋に正式版として発売される。

 『恐怖の世界(World of Horror)』は、ポーランドの歯科医師パヴェル・コズミンスキー氏が手掛けるホラーRPGだ。国内外で高い評価を得ているホラー漫画家の伊藤潤二氏と、H. P.ラブクラフト氏の作品を原点とする「クトゥルフ神話」にインスパイアされた作風を特徴としている。

 物語の舞台は1980年代の寂れた港町である「塩川市」。町では旧き神々が目覚めることで怪事件が多発しており、プレイヤーは任意の事件を調査しながら狂気に満ちた「塩川市」を生き延びていくこととなる。

 なお、本作のPC版は2020年1月より開発中のゲームをテストを兼ねてリリースする「早期アクセス」としてSteamで配信されており、開発中の作品ながら5000件のレビューを獲得し、94%のユーザーが好評とする「非常に好評」の評価を得ている。

 国内でも日本語化の要望が絶えない本作は4月20日にNintendo Switch版が国内向けに発売されることが正式に明かされ、このたびPS4版、PC(Steam)版も同時に発売されることが判明した。

 ゲームプレイは事件の調査をする探索パートと、道中に出現した敵と戦う「戦闘パート」のふたつで構成されジャンルは「ローグライト・コズミックホラーRPG」と題されている。

 探索パートでは11人の主人公のうちひとりを操作し、噂を調査するポイント&クリックアドベンチャーゲームのような形式を採用している。調査中には仲間づくりや武器の調達もできるが、行動に応じてSAN値(正気度)のようにマックスになるとゲームオーバーになってしまうパラメーター「破滅値」が蓄積していく。運と慎重なプレイヤーの選択が事件解決のカギを握るだろう。

 いっぽう、探索中に敵と遭遇し幕を開ける戦闘パートは、コマンド式の戦闘が繰り広げられる。攻撃や回避といった各行動には値が定められており、戦闘中は定められた値に収まる行動を選択するシステムとなっているという。

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(画像は恐怖の世界 | Game | PLAYISM公式サイトより)

 ついに日本語に対応し、正式リリースが決定した本作。興味がある読者は秋の発売を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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