いま読まれている記事

恋人を殺されたハイジが独裁国家へ復讐する映画『マッド・ハイジ』吹替版の制作&上映が決定!大反響を呼んだ予告編に引き続き内田真礼さんがバイオレンスなハイジを演じる

article-thumbnail-230606s

 外国映画の輸入・配給をおこなう株式会社ハークは6月6日(火)、同社が配給を担当し7月14日(金)より公開が予定されている映画『マッド・ハイジ』日本語吹き替え版の制作・上映決定を発表した。

 『マッド・ハイジ』はスイスの作家ヨハンナ・シュピリが執筆し1880年より出版された児童文学作品『アルプスの少女ハイジ』を原作とした映像作品である。作中では、チーズ製造会社の社長にして大統領「マイリ」に支配され独裁国家となってしまったスイスを舞台として、恋人「ペーター」の処刑を目の当たりにした「ハイジ」が復讐のため独裁者を血祭りにあげるべく奮闘する。

映画『マッド・ハイジ』吹替版の制作&上映が決定。ハイジ役に内田真礼さん、クララ役には久保ユリカさん_001

 本作はバイオレンス要素や時事ネタなどを盛り込んでウケを狙いに行く「エクスプロイテーション」と呼ばれる映画ジャンルを標榜しており、制作費を集めるクラウドファンディングを実施する際にも、支援金額に応じて収益を支援者へと分配する新たな手法によって、最終的に539人の支援者から約2億9000万円もの資金を集めることに成功している。

映画『マッド・ハイジ』吹替版の制作&上映が決定。ハイジ役に内田真礼さん、クララ役には久保ユリカさん_002

 今回の発表によると、先の4月19日に公開された日本語吹き替え予告編の大反響を受け、制作会社が「腹をくくり」本編の吹き替え版を制作・上映することを決断したという。また今回の発表では、キャストとして、予告編に引き続きハイジ役を内田真礼さんが担当するほか、クララ役として久保ユリカさんの起用が明らかとなった。

 恋人の仇を討つため、ハイジが武器を手に独裁者へと戦いを挑む映画『マッド・ハイジ』は7月14日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国の劇場で公開される予定だ。

プレスリリース全文は以下のとおり。


スイス初のエクスプロイテーション映画爆誕!
ファンからの制作費カンパ『アイアン・スカイ』越えの約3億円!

 幾度となく映像化されてきたヨハンナ・シュピリの児童書『アルプスの少女ハイジ』。高畑勲と宮崎駿による1974年のTVアニメは、日本やヨーロッパを含む世界各地であらゆる世代を超えて愛され続けている。このスイスが誇る名作を、同国出身の監督とプロデューサーがB級エログロバイオレンスバージョンにアレンジした、〝スイス映画史上初のエクスプロイテーション映画”が誕生!配給会社は、R15になるよう修正を入れようと試みたが、過激なシーンが画面一杯に本編で随所に繰り広げられているために、修正を断念したという。世界19か国538人の映画ファンによるクラウドファンディングで、約2億9千万円もの資金集めも話題を呼んだ。アニメ版のおなじみのシーンの数々を再現するなど、日本へのリスペクトも随所に感じられる仕上がりとなっている。 

チーズ製造会社のワンマン社長にしてスイス大統領でもある強欲なマイリは、自社製品以外のすべてのチーズを禁止する法律を制定。スイス全土を掌握し、恐怖の独裁者として君臨した。それから20年後。アルプスに暮らす年頃のハイジだったが、恋人のペーターが禁制のヤギのチーズを闇で売りさばき、見せしめにハイジの眼前で処刑されてしまう。さらに唯一の身寄りであるおじいさんまでもマイリの手下に山小屋ごと包囲されて爆死。愛するペーターと家族を失ったハイジは、邪悪な独裁者を血祭りにあげ、母国を開放することができるのか!?

独裁者マイリ役には『スターシップ・トゥルーパーズ』の主人公ジョニー・リコ役で知られるキャスパー・ヴァン・ディーン。そして『グラディエーター』『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のデヴィッド・スコフィールドが〝アルムおんじ″ことハイジのおじいさんに扮するなど、B級を超えた豪華なキャスティングにも注目だ!

 既に解禁されている予告編では声優の内田真礼がハイジ役を務めており、そのあまりのクオリティの高さと「てめえの首をとる!覚悟しろクソ野郎」という内田のイメージとはギャップのある荒々しいセリフのミスマッチさが癖になり、映画本編での起用にたくさんの熱い要望の声が轟いていた。それを聞きつけた配給会社が腹をくくり、日本語吹き替え版の本編の制作を決定!予告編に続き内田の起用、さらにクララ役として久保ユリカの起用が決定した。内田と言えば『約束のネバーランド』『うる星やつら』など数々の人気作を担当。一方の久保も『ラブライブ!』『青春ブタ野郎シリーズ』など、数々のヒット作を担当している。本作のハルバードを振り回し、人を真っ二つに切り裂いたり、恋人のペーターと情事に耽るハイジや、チーズ中毒に陥ったり、マシンガンをぶっ放すようなクララをどう演じるのか、期待が高まる。

予想の斜め上を行く展開を見せ続ける『マッド・ハイジ』、続きは劇場でお楽しみください!!

映画『マッド・ハイジ』は7月14日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、
池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー

タイトル:『マッド・ハイジ』
公開表記:7月14日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー
コピーライト:(C)SWISSPLOITATION FILMS/MADHEIDI.COM

監督: ヨハネス・ハートマン、サンドロ・クロプシュタイン 
製作:ヴァレンティン・グルタート エグゼクティブ・プロデューサー:テロ・カウコマー『アイアン・スカイ』
出演:アリス・ルーシー、マックス・ルドリンガー、キャスパー・ヴァン・ディーン、デヴィッド・スコフィールド、アルマル・G・佐藤
2022|スイス|92分|スコープサイズ|5.1chデジタル|MAD HEIDI(英題)|配給:ハーク/S・D・P| R18
HP:hark3.com/madheidi マッド・ハイジ公式 Twitter:@madheidi_jp「#18禁ハイジ」
ⓒ SWISSPLOITATION FILMS/MADHEIDI.COM


編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ