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『龍が如く8』欧米版の正式名が「Like a Dragon: Infinite Wealth」に決定。龍が如くスタジオ代表・横山氏は「日本・アジアのシリーズファンの方と、前作からシリーズをプレイされた方とでは今作のメッセージが変わると考えたから」と理由を説明

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 龍が如くスタジオは、2024年上期の発売を予定しているドラマティックRPG『龍が如く8』について、欧米版の正式名称を「Like a Dragon: Infinite Wealth」とするスタジオ代表・横山昌義氏のメッセージを同社の公式Twitterアカウント(@ryugagotoku)から伝えた。

 「大人向けのエンタテインメント作品」をコンセプトに2005年から展開されている『龍が如く』シリーズは、裏社会を内包した巨大な歓楽街に生きる熱き男たちの生き様をリアル調で表現したゲームシリーズである。欧米版のシリーズ作品はこれまで「Yakuza」の名称で展開されてきたが、2020年発売の前作『龍が如く7 光と闇の行方』では題名を「Yakuza: Like a Dragon」に設定しており、今作からシリーズ名称が「Like a Dragon」へと受け継がれていく。

 制作総指揮を務める横山氏は、今回の名称変更について「日本・アジアのシリーズファンの方と、前作からシリーズをプレイされた方とでは今作のメッセージが変わると考えたから」と理由を説明した。日本での背景として複数の視点から複雑に絡み合うストーリーや過去作の経験によってあえて副題を付けなかった「龍が如く8」の感じ方が異なる点を挙げており、横山氏は「プレイを終えた後に、自分だけの“副題”をつけていただけると幸いです。」と伝えている。

『龍が如く8』欧米版の正式名が「Like a Dragon: Infinite Wealth」に決定_001
(画像はSteam『Yakuza Kiwami 2』より)
『龍が如く8』欧米版の正式名が「Like a Dragon: Infinite Wealth」に決定_002
(画像はSteam『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』より)

 一方、欧米版では『龍が如く7』からの主役キャラクターである「春日一番」の物語から「龍が如く」の体験をはじめたファンに向けて、今作のテーマに深く関わる「∞(無限大/Infinite)」を含む形で副題を設定。横山氏によると2022年9月に公開されたティザートレーラーの制作時からすでにイメージされており、副題である“Infinite wealth(無限の富)”が何を意味するのか「どうか皆様の目で、確認していただけたらと思います」と締めくくっている。

『龍が如く8』欧米版の正式名が「Like a Dragon: Infinite Wealth」に決定_003
(画像は『龍が如く8』 公式サイト|SEGAより)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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