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H・R・ギーガーから影響を受けたホラーアドベンチャーゲーム『Scorn』のPS5版が2023年に発売決定。「生きた銃」を片手に内臓のような迷宮を踏破するバイオパンク

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 Ebb Softwareは6月30日、ホラーアドベンチャーゲーム『Scorn』PS5版を2023年に発売すると発表した。

 本作のPC(Steam、Microsoft Store)、Xbox Series X|S版はすでに発売されており、Xbox Game Pass、PC Game Passにも対応している。

  『Scorn』は、造形作家であるH・R・ギーガー、画家のズジスワフ・ベクシンスキーに影響を受けたビジュアルのホラーアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは行く手を阻む仕掛けを解き明かし、登場するクリーチャーを撃退しながら不気味な空間の探索を進めていくこととなる。

 作中ではフィールドを1人称視点で探索するが、極力文字を配したグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)を採用し、どこを切り取っても絵になる美しい環境のデザインが施されている。どこか生き物めいた有機的な建築や、グロテスクな内臓の質感を携えたオブジェ、それらで埋め尽くされた緻密な異空間には一見の価値があるはずだ。

 ゲームプレイは「ほとんど説明のないパズル」を自力で解き明かしていくパートが大半を占めている。ヒントとなる要素が冒頭から殆ど存在しないため“覚悟”をしたり、好みにあわせて「攻略情報」を調べる必要があるだろう。

『Scorn』のPS5版が2023年に発売決定。H・R・ギーガー風ゲーム_005
(画像はSteam :Scornより)

 いっぽう、パズルを解いた先でしばしば発生する戦闘は「有機的で不気味な銃」を駆使して戦うが、ロードアウトには制限がある。そのため、プレイヤーはリソース管理を行い、時には戦わず回避するといった判断が鍵を握る仕様だ。 

『Scorn』のPS5版が2023年に発売決定。H・R・ギーガー風ゲーム_006
(画像はSteam :Scornより)

 PS5版を中心にゲームを楽しんでいる方は、『Scorn』の続報を待とう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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