バンダイナムコフィルムワークスは7月3日(月)、1979年に放送されたロボットアニメシリーズ1作目『機動戦士ガンダム』の舞台にフォーカスを当てた新作オリジナルアニメ『機動戦士ガンダム復讐のレクイエム』をCG映像スタジオのSAFEHOUSEと共同で制作すると発表した。本作は世界に向けて1話30分の全6エピソードで配信される予定。あわせて、3D制作ツールの「Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン 5)」を制作に使用することも明らかにしている。
『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』は、初代『機動戦士ガンダム』の作中で展開される「一年戦争」中のヨーロッパ戦線を、主人公「イリヤ・ソラリ」の視点から描く作品である。公開されたティザービジュアルやティザー映像、キャラクター設定画はイリヤがジオン公国軍の兵士である点を示しているようだ。発表によると、イリヤ役はシリア・マッシンガムさんが担当。CGアニメ『バイオハザード:インフィニット ダークネス』で知られるエラスマス・ブロスダウ氏が監督を務め、脚本はアニメ『Tekken: Bloodline』やゲーム『Marvel’s Spider-Man』で知られるギャビン・ハイナイト氏が手がけるという。
発表にあわせて、シリーズ公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」ではブロスダウ監督のビデオメッセージが公開されているほか、作品の公式サイトも公開中だ。興味があればガンダム情報ポータルサイト「ガンダムインフォ」公式Twitterアカウント(@gundam_info)のフォローもあわせて続報をチェックしておくとよいだろう。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
Unreal Engine5(アンリアル・エンジン5)によるアニメーション制作
『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』
世界配信向け作品制作決定
株式会社バンダイナムコフィルムワークス(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:浅沼誠)はガンダムシリーズ第 1 作目『機動戦士ガンダム』(1979 年)の舞台となる一年戦争中のヨーロッパ戦線にフォーカスをあてた、新作オリジナルアニメーション『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』の制作を株式会社 SAFEHOUSE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:由良浩明)と共同で行うことを発表します。
本作は 3D 制作ツール「Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)」を使用し、世界配信向けに全 6 エピソード(30分×6話)の作品として制作されます。
脚本にギャビン・ハイナイト(アニメ『Tekken: Bloodline』『トランスフォーマーサイバーバース』、ゲーム『Marvel’s Spider-Man』)、監督にエラスマス・ブロスダウ(アニメ『バイオハザード:インフィニットダークネス』、ゲーム『スターシチズン』『ライズ:サン・オブ・ローマ』『クライシス』シリーズ)、エグゼクティブプロデューサーにバンダイナムコフィルムワークスの小形尚弘、そして本作の脚本を務めるギャビン・ハイナイトを迎え、新たな魅力を創出します。
■ティザービジュアル
本作の主人公とガンダムが描かれたティザービジュアルを解禁いたしました。
〈作品タイトル〉
『機動戦士ガンダム復讐のレクイエム』
〈スタッフ〉
企画:サンライズ
制作:サンライズ/SAFEHOUSE
監督:エラスマス・ブロスダウ
脚本:ギャビン・ハイナイト
エグゼクティブプロデューサー:小形尚弘/ギャビン・ハイナイト
プロデューサー:由良浩明
キャラクターデザイン:マヌエル・アウグスト・ディシンジャー・モウラ
メカニカルデザイン:山根公利
音楽:ウィルバート・ロジェ II
製作:バンダイナムコフィルムワークス
〈キャスト〉
主演:シリア・マッシンガム
〈関連リンク〉公式サイト▶https://gundam-requiem.net
【ティザーPV】
本作のティザーPVを解禁いたしました。
本映像は、ガンダム公式YouTube「ガンダムチャンネル」にて公開中です。
■ガンダム公式 YouTube「ガンダムチャンネル」▶ https://youtu.be/xBsTgATUTic
【エラスマス・ブロスダウ監督ビデオメッセージ】
エラスマス・ブロスダウ監督からのビデオメッセージを解禁いたしました。
本映像は、ガンダム公式YouTube「ガンダムチャンネル」にて公開中です。
■ガンダム公式 YouTube「ガンダムチャンネル」▶ https://youtu.be/cPki-9qHz7s
【キャラクター&メカ設定画】
本作の主人公「イリヤ・ソラリ」とメインメカ「ZAKU II」、「GUNDAM」の設定画を解禁いたしました。
▲「イリヤ・ソラリ(主人公)」(左)
▲「ZAKU II」(中央)
▲「GUNDAM」(右)
Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)とは
アメリカの Epic Games(エピックゲームズ)社が開発したリアルタイム 3D 制作ツール。
デザイン、ビジュアライゼーションやシネマティック体験の制作から、PC/コンソール/モバイル/VR/AR 向けの高品質なゲーム開発など高度な機能が備わっており、幅広い分野で活用されています。
その「Unreal Engine」の最新バージョンとなる「Unreal Engine5」が 2022 年 4 月 6 日にリリースされました。
Gundam: Requiem for Vengeance uses Unreal® Engine. Unreal® is a trademark or registered trademark of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere.
Unreal® Engine, Copyright 1998 – 2023, Epic Games, Inc. All rights reserved.
*プレスリリースの情報は発表時現在のものであり、発表後予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
■©表示
『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』
<日本語表示>©創通・サンライズ
<英語表示>©SOTSU・SUNRISE
■株式会社 SAFEHOUSE
株式会社 SAFEHOUSE(代表取締役社長:由良浩明)は、2019 年 1 月にリアルタイムレンダリングとハイクオリティな CG モデルに特化した映像制作スタジオとして設立しました。
リアルタイムレンダリングによる映像制作のディレクションで高い評価を受けるエラスマス・ブロスダウや背景デザインとモデリングを得意とする CG アーティスト鈴木卓矢が所属。
設立 4 年目にしてコンテンツ企業、各社の主要 IP を中心に、20 作品以上のアニメ・映像制作の実績を持ち、国内外で高い評価を受けています。
代表作はゲーム『FORSPOKEN』、アニメ『ドラゴンボール超スーパーヒーロー』『バイオハザード: インフィニットダークネス』『ラブ、デス&ロボット』など。
https://safehouse.co.jp/
■株式会社バンダイナムコフィルムワークス
株式会社バンダイナムコフィルムワークス(代表取締役社長:浅沼誠)は、株式会社サンライズ、株式会社バンダイナムコアーツ(映像事業)、株式会社バンダイナムコライツマーケティングが統合し、2022 年 4 月にスタートし、2023 年 3 月にはホワイトベース(荻窪本社)に拠点を統合しました。
ガンダムシリーズやラブライブ!シリーズ等オリジナル作品を中心に長年映像製作を続けてきたサンライズ、さまざまなパートナーと連携し、幅広く映像を展開してきたバンダイナムコアーツ、配信プラットフォーム「バンダイチャンネル」を中心に映像とファンをつないできたバンダイナムコライツマーケティング、3 社の力を融合進化させ、「“いいもの”をつくり続ける」の企業理念のもと、総合映像エンターテイメント企業としてこれまで以上に多種多様な映像をお届けしてまいります。
主な事業内容
アニメーションなどの映像コンテンツおよび映像関連サービスの企画・製作・販売および著作権の管理・運用
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