中国にて配信中の『リバース:1999』。1999年最後の日を境に時間が退行した世界を描く本作が、大きな話題となっている。
ダークで映画のような重厚感ある世界が魅力の本作は、時間を巻き戻す「ストーム」に襲われた世界を描く。ただひとりその影響を受けない少女を主人公に、彼女があらゆる時代と国の神秘学家(アルカニスト)とともに「ストーム」を解き明かすことを目指す。
作中にはロックが響く1960年代のロンドン、ジャズが流れる1920年代のニューヨークが登場することが明かされており、スマホ向けRPGの中でも異彩を放つレトロなムードが特徴だ。
バトルにはターン制のコマンドバトルを採用。ターンごとに配られる手札「スペル」を融合してランクアップ、プレイ中に蓄積されるポイントを使って放つ必殺技「アルティメット」などの要素を、ドラマチックな演出が彩る。
本作を制作しているのは、2020年に設立された新進気鋭のスタジオ・BLUEPOCH GAMES。『リバース:1999』が初のリリースとなっているにもかかわらず、bilibiliにてPVが520万再生を突破するなどユーザーから支持を集めた。
また、データ集積サービス「Sensor Tower」の情報によれば、本作はここ約1か月の間(2023年7月16日~8月13日)、中国国内におけるiPad向けゲームのダウンロード数ランキングで上位1桁に位置し続けている。iPhone向けゲームとしてもランキングの上位に留まっており、中国国内で特に注目を集めている新興タイトルと言って良いだろう。
8月4日(金)に公開された日本向けPVでは、登場するキャラクターの紹介とあわせて2023年に日本でのリリースを予定していることと、東京ゲームショウへ出展が決定したことを発表。さらに、新規書き下ろし楽曲の配信も決定している。
同映像にて公開された日本版キャストは以下のとおり。
キャスト(出場順/敬称略)
レグルス CV: 山本希望
APPLe CV: 平川大輔
ヴェルティ CV: 高森奈津美
ソネット CV: 内田秀
サザビー CV: 伊藤美来
ドルーヴィスⅢ CV: 石川由依
X CV: 土岐隼一
『リバース:1999』は2023年中に日本でも配信予定。公式X(旧:Twitter)をフォローの上、最新情報をチェックしてほしい。