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『クロノ・トリガー』光田康典氏の楽曲も聴けるRPG『Sea of Stars』の販売が開始。怪物を生み出す不死の錬金術師に対抗するため、太陽と月の力を武器に冒険を繰り広げる子供たちの物語

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 Sabotage Studioは8月29日(火)、新作RPG『Sea of Stars』の販売を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)、PS5/4Xbox Series X|S/Xbox OneNintendo Switch、税込価格はそれぞれ、Steam版が4000円、PS5/4版は4070円、Xbox版4000円、Nintendo Switch版4400円となっている。

 ちなみに、Steamストアページでは本作のリリースを記念し、9月5日(火)までの期間限定で10%オフの3600円にて購入可能だ。

 『Sea of Stars』のなかでプレイヤーは、太陽の力を操る少年「ゼイル」と月の力を操る少女「ヴァレア」、ふたりの幼馴染であり親友の少年「ガール」といったキャラクターたちを操作しながら冒険の旅に出る。

 本作の特徴としてターン制のコマンド戦闘のなかに、攻撃のヒットするタイミングでボタンを押すことで攻撃が跳ね返って複数ヒットしたり、逆に敵の攻撃から受けるダメージを軽減したり、といったアクション要素が盛り込まれている点が挙げられる。1996年に発売され先の6月にリメイク版の発売も発表された『スーパーマリオRPG』の「アクションコマンド」に近いシステムだ。

 開発元のSabotage Studioは「Retro – Inspired」なゲーム開発を標榜しており、本作でもゲスト作曲家として『クロノ・トリガー』や『クロノ・クロス』で知られる光田康典氏を起用するなど、その看板に偽りなしのクラシカルなJRPGの要素がふんだんに盛り込まれた作品となっている。

RPG『Sea of Stars』の販売が開始。美麗なドットや『クロノ・トリガー』光田康典氏の楽曲が彩る冒険譚_001
(画像は『Sea of stars』Steamストアページより)

 本作は発売直後から批評家の評価も高く、ゲームや映画、テレビ番組などのレビューを収集し評価を数値化する海外サイト「metacritic」では、記事執筆時点で27のレビューが登録されインディーゲームのRPGとしては今年最高クラスの89点(PC版)を記録している。なかでも1998年に設立された老舗のゲームメディア・GameGrinは最高評価の10点をつけ、「これまで遊んできたRPGのなかでも最も楽しい体験のひとつ」であり「レトロRPGの美点を見事に捉え、より良くなるよう調整を加えている」と絶賛した。

 本作はPC版以外の機種においてもmetacritic上で90点(PS5版、Xbox Series X版)、91点(Nintendo Switch版)など総じて高い評価を受けており、その完成度がうかがえる。

RPG『Sea of Stars』の販売が開始。美麗なドットや『クロノ・トリガー』光田康典氏の楽曲が彩る冒険譚_002
(画像は『Sea of Star』PC版レビュー|metacriticsより)

 魔物を生み出す不死の錬金術師「フレッシュマンサー」に対抗するため、太陽の月の力を駆使して冒険を繰り広げるRPG『Sea of stars』は8月29日(火)より発売を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)、PS5/4、Xbox One/Xbox Series X|S、Nintendo Switchとなっている。

ライター
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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