イタリア・ミラノに拠点を置く505Gamesと日本のゲーム会社ArtPlayは9月7日(木)、ゲーム『Bloodstained: Ritual of the Night』(以下、『Bloodstained:RotN』と表記)の販売本数が全世界累計で200万本を突破したと発表した。今回の発表は、本作のプロデューサーを務める五十嵐孝司氏と、ディレクターである飯田周太郎氏が今後のアップデート内容を告知する動画のなかで明らかにされた。
本作の対応プラットフォームはPC(Steam)、PS5/4、Xbox Series X|S/Xbox One、Nintendo Switch。
『Bloodstained:RotN』のなかでプレイヤーは魔法の力を宿す結晶が体内に埋め込まれた少女「ミリアム」を操作し、19世紀のイギリスに突如出現したまがまがしい城へ侵入。内部にはびこる悪魔たちを撃滅していく。
本作は2015年5月、制作へ向けてユーザーのニーズを証明するためのクラウドファンディングキャンペーンを開始。『悪魔城ドラキュラ』シリーズに深い関わりのある五十嵐氏が手がける新作メトロイドヴァニアとして注目され、目標額の1100%を超える554万5000ドル余り(当時の為替相場で換算して約6億6500万円)の支援を集め大きな話題を呼んだ。
今回の発表では、当時のクラウドファンディングキャンペーンにおいて支援金額が一定に達することで新たな機能の実装を約束するストレッチゴールに記載されたオンラインマルチプレイモード「VSモード」および「カオスモード」の進捗報告も実施。
発表によると、技術的な問題や新型コロナウィルス感染症などの影響もあり、上記のオンラインマルチプレイモードの制作は遅れているものの、現在も開発は進行中とのこと。配信のなかではオンラインモードの様子を紹介する映像も公開された。
なおSteamストアページの記載によると、カオスモードとVSモードの詳細は9月14日(木)に伝えられるとのこと。興味のある方は本作のSteamストアページや公式X(Twitter)アカウントなどをチェックしてみてはいかがだろうか。
悪魔の力を吸収し、その力で悪魔を滅するゴシックホラー・アクションRPG『Bloodstained:RotN』はPC(Steam)、PS5/4、Xbox Series X|S/Xbox One、Nintendo Switchにて配信中だ。