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かわいい見た目の“寿司を育てる”レースシミュレーションゲーム『Wabisabi(仮)』が年間1000万円の支援金を提供する「講談社ゲームクリエイターズラボ」の正式メンバーに採用

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 講談社は、同社が展開するインディーゲームクリエイター支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」について、“寿司”の育成ゲーム『Wabisabi(仮)』を手がけている個人ゲーム開発者のゅゆゆ氏を支援すると発表した。

寿司育成レースシミュレーションゲーム『Wabisabi(仮)』開発チームが講談社ゲームクリエイターズラボのメンバーに採用_001

 「講談社ゲームクリエイターズラボ」は、年間最大1000万円の支援金や担当編集者による制作支援、および国内外での販売など包括的なサポートをメンバーに提供するクリエイター支援プロジェクトである。本プロジェクトは2020年から展開されていたが、ノウハウ・知見の蓄積とサポート体制の構築にともなって募集の頻度を拡大。これまでには『違う冬のぼくら』を手掛けたところにょり氏を筆頭に24組のクリエイターがメンバー入りを果たしている。

 発表によると『Wabisabi(仮)』はかわいい見た目の寿司を育て、回転寿司のレーン上で走らせるレースシミュレーションゲームで、今回のメンバー採用は募集頻度を常時に変えてから初の決定だという。イラストレーターの江口友火氏と本作を制作しているゅゆゆ氏はもともと「モンスターを育てる」作品として本作を企画していたようだが、回転寿司をつまみながら企画を練るなかで“寿司ネタ”が誕生。以降、アイデアは自然に広がっていったという。

寿司育成レースシミュレーションゲーム『Wabisabi(仮)』開発チームが講談社ゲームクリエイターズラボのメンバーに採用_002
※画像は開発中のものです

 採用にあたって、審査の担当者は「一生懸命わちゃわちゃと走るお寿司たちの姿に一目惚れしました!」との選評コメントを発表している。ほかにも寿司にもとづく独自のゲームシステムや仕込みが詰まっており、新しいプレイ体験を楽しめる作品として本作を評価しているようだ。

 講談社ゲームクリエイターズラボでは24時間年中無休で受け付けている「ゲーム持ち込み」やYouTube上でゲームを紹介する「Amazing Indie Games」、専門学校やイベントの会場で持ち込みを受け付ける「ゲーム全国出張編集部」などの企画も展開中。興味があれば募集フォームから制作中の作品を提出してみるとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


講談社ゲームクリエイターズラボの新ラボメンバーが決定!寿司育成レースシミュレーション『Wabisabi(仮)』

2023年5月から常時募集となったGCLA<ゲームクリエイターズラボオーディション>から初のラボメンバーが決定しました。

寿司育成レースシミュレーションゲーム『Wabisabi(仮)』開発チームが講談社ゲームクリエイターズラボのメンバーに採用_003

「年間最大1000万円差し上げますから、好きなゲームを作りませんか?」
というコンセプトで始まったインディゲームクリエイター支援プロジェクト
「講談社ゲームクリエイターズラボ」。

2022年7月にゲームクリエイターズラボオーディション(GCLA)に名称を変更して、
年1回募集から年4回募集となり、2023年5月からは常時募集となりました。

応募総数はすでに150件over!
たくさんのご応募をいただきまして、誠にありがとうございます。
そして今回、ラボメンバーとして1組のクリエイターさんを支援させていただくことに決定しました。
常時募集にリニューアル後、初のラボメンバーとなります!

◆Wabisabi(仮)

寿司育成レースシミュレーションゲーム『Wabisabi(仮)』開発チームが講談社ゲームクリエイターズラボのメンバーに採用_004
※画像は開発中のものです

【ジャンル】寿司育成型レースシミュレーション
【クリエイター】ゅゆゆ
【Xアカウント】https://twitter.com/yuyuyuburger

【受賞コメント】
自分たちでゼロから考えた企画を評価していただき、大変嬉しく思います。当初は「モンスターを育ててレース」という企画でしたが、いまいち面白味が出せず苦戦の日々でした。しかし回転寿司をつまみながら今回のネタにたどり着いてからは、アイデアが自然と広がるようになりました。良いネタとの出会いに感謝し、仕込みを頑張ろうと思います。

【選評】
一生懸命わちゃわちゃと走るお寿司たちの姿に一目惚れしました!
そんなキュートで楽しげなルックとは裏腹に「寿司」という題材へのコダワリから生まれた独自のゲームシステムやギミックが詰まった、新しいプレイ感覚のレースシミュレーションゲームになっています。

企画性 ★★★★★
世界観 ★★★★
実現性 ★★★★★
現時点での完成度 ★★
キュートさ ★★★★★

寿司育成レースシミュレーションゲーム『Wabisabi(仮)』開発チームが講談社ゲームクリエイターズラボのメンバーに採用_005
※画像は開発中のものです

契約締結後、担当編集者が完成までフルサポートいたします。
【詳しいゲーム内容は今後のイベント等で公開予定です。続報をお楽しみに!】

審査にあたってはこれまで通り、私たちゲームクリエイターズラボが伴走することで、
「クリエイターの皆さまの作品の魅力を最大限引き出せるか」という観点を最も重視いたしました。

より早くなったフィードバックと、24時間365日いつでも応募できるのがGCLAの特徴です。
引き続き皆さまからの企画募集をお待ちしております!

ゲームクリエイターズラボでは「ゲーム持ち込み」も継続しております。
またゲームクリエイターズラボのプロジェクトはGCLAや「ゲーム持ち込み」だけでなく、
YouTubeであなたのゲームを紹介する「Amazing Indie Games」、
専門学校やイベントでのリアル持ち込み「ゲーム全国出張編集部」などがあります。

全ての応募は下記リンクより、24時間365日、受け付けております!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfVcEPa1UbMESnyxee2fnvbPoZrk5CHwSCouuvJgNmtDgNTjw/viewform

今後も様々な形でインディゲームクリエイターの皆さまを支援していきたいと思っておりますので、
引き続きご注目いただけますよう、お願い申し上げます。

【講談社クリエイターズラボ】
https://creatorslab.kodansha.co.jp/
2021年6月に講談社内に新設された新規事業開発部署。
「すべてはクリエイターのために」をスローガンに掲げ、以下を主業としています。

  1. 「DAYS NEO」などの投稿サイトの運営
  2. インディーゲームクリエイター支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」の運営
  3. 映像クリエイター支援プロジェクト「講談社シネマクリエイターズラボ」の運営
  4. 講談社作品の「世界観」を拡張するメタバース、XR、NFTコンテンツの開発
  5. 「世界観(IP)」を「出版」に限らない様々な形に「コンテンツ」化する研究&開発

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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