10月13日、100万本の売上を達成したNintendo Switch向けゲーム『スイカゲーム』が、ついに任天堂公式トピックスで取り上げられた。
この投稿に対し、ユーザーからは「ついに任天堂が気づいたか」「とうとう任天堂にバレた」「スイカゲームの人気に任天堂公式が動いた」「乗るしかない、このビッグウェーブに」などといった反応や、『スイカゲーム』を知らないユーザーから柿のことをオレンジと言われ「それはオレンジじゃなくて柿だ!」と強く主張する様子などがXにて見られた。
[トピックス]フルーツを成長させてスイカを目指す。『スイカゲーム』をご存知ですか?https://t.co/JP1Kk15XGt
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) October 13, 2023
2021年12月9日に発売された『スイカゲーム』は、電機メーカーであるAladdin Xの商品であるプロジェクターに搭載するアプリとして開発された。
シンプルながらも、その中毒性の高さが多くのユーザーに評価されている落ちものパズルゲームだ。
本作の面白さは、2023年の6月よりYouTuberやVTubeなどの配信者や動画投稿者などのインフルエンサーが遊び始めたことをきっかけに大きな話題を呼んだ。
任天堂の公式トピックスでは10月6日に100万ダウンロードを突破したことが発表され、もはやとどまる勢いを知らないゲームとなっている。
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なお、任天堂の公式オンラインストアである「マイニンテンドーストア」のソフトダウンロードランキングでは『ゼルダの伝説』や『ピクミン4』を退け長期間1位をキープしており、ついに任天堂が公式のトピックスで取り上げたのだと推測される。
また、本作は価格がたったの240円という低価格とお手頃なところも人気の理由の一つとなっている。
本作のゲームシステムはいたってシンプルで、フルーツを上から落として箱いっぱいに詰めていくだけだ。
フルーツを落とすのに時間制限などもなく、ゆっくり考えながらフルーツを箱に敷き詰めることができる。
特徴としては、同じ種類のフルーツが触れ合うとフルーツ同士が合体し、より大きなフルーツへと成長する。
この仕組みを活用すれば、箱の中に余白がうまれる。
より多く、大きなフルーツを箱に詰め込むことでスコアを獲得できる。
このスコアを競うことが、このゲームの目的となる。
登場するフルーツは全部で11種類。
フルーツを組み合わせて成長させると、「さくらんぼ」→「いちご」→「ぶどう」→「デコポン」→「かき」→「りんご」→「なし」→「もも」→「パイナップル」→「メロン」→「スイカ」の順番で大きくなる。
より高いスコアを狙うには、一番大きなフルーツである「スイカ」を作ることを目標にする必要がある。
上記のシステムから、基本的には「小さなフルーツから順番にくっつけていけばいい」のだが、箱に落としたフルーツは転がり落ちることもあれば想定外の動きを見せたり、違うフルーツの間に挟まってしまうようなアクシデントもあり得るためなかなか完璧に進めることが難しい。
なお、フルーツが箱の外にこぼれ落ちたらゲームオーバーとなってしまうので、プレイヤーはかわいらしい見た目とは裏腹に脳内計算を駆使して箱にフルーツを詰めなくてはならない。
また、本作は獲得スコアをランキング形式で他プレイヤーと競い合うこともできるので、他のユーザーとの比較でやる気を出すユーザーも後を絶たない要因となっている。
一回のプレイ時間は5分ほどでシンプルながらも奥深いシステムでありながら、突き詰めれば繊細な操作や頭脳戦が必要になる『スイカゲーム』だからこそ、多くのユーザーを魅了してやまないのかもしれない。
弊社が開発・提供を行う「スイカゲーム」が、なんとあの任天堂様にご紹介いただいております🍉こんな日がくるなんて…🥲
— Aladdin X(アラジン エックス) (@aladdinx_jp) October 13, 2023
(´-`).。oO(プレイしていただいているユーザーの皆さまが上達されすぎて、中の人では太刀打ちできないくらいのレベルになってきていてとても焦っています)
🍈🍍🍊🍇🍓… https://t.co/Jzl9t8srxA
余談だが、『スイカゲーム』を開発したAladdin Xの公式Xアカウントも任天堂公式トピックスで本作が取りあげられたことに反応しており、感動している様子を見せた。
『スイカゲーム』はNintendo Switch向けにマイニンテンドーストアにて発売中。
価格は240円とお求めやすい値段となっている。