いま読まれている記事

「Windows XP」の「ダサい(自称)」セーターをMicrosoftが公式に販売中。「クリスマスにダサいセーターを着る」欧米の文化にちなんだ商品で、デスクトップ壁紙「草原」を大胆に描く

article-thumbnail-231129l

Microsoftは同社の公式グッズストアXbox Gear Shopにて、ダサいことを自称するWindows XPをモチーフにしたセーター「Windows Ugly Sweater: Bliss Edition」を発売開始した。

価格は1万495円となっており、日本からの購入も可能だ。

「Windows XP」の「ダサセーター」をMicrosoftが公式に販売中_001
(画像はWindows Ugly Sweater: Bliss Edition – Xbox Gear Shopより)

ダサい(ugly)であることを自称するUgly SweaterまたはUgly Christmas Sweaterとは、欧米で流通するジョークグッズであり、クリスマスにちなんだ文化のひとつだ。

クリスマスにちなんだセーターを着用する文化自体は80年代周辺から存在するいっぽう、欧米では「高齢の親戚からダサいクリスマスのセーターを貰う」という経験を持っている人が多く、同時に「クリスマスのセーターはダサい」という認識が定着した。

いっぽう、2010年代から「あえてダサいものを面白がる/魅力的である」とする文化により、昨今では「クリスマスのダサいセーター」が改めて“ジョークグッズ”として流通している。

このたび発売されるセーターはWindows XPのデスクトップ壁紙「草原」をモチーフにしたセーターだ。

セーターの前面には大きなマウスカーソルが描かれており、タグにはWindows XPのポップアップ風のアートワークで「草原」の賛歌が記されている。

また、本商品は「クリスマスのダサいセーター」として制作された商品であるいっぽう、2010年代に流行した音楽ジャンル・Vaporwaveに付随するアートワークや、ファッションおよび音楽において2000年代の文化をリバイバルする文化・Y2Kとの親和性も感じられる。

本商品がクールであるのか、uglyであるのかは自身の信条と審美眼で判断し、気にいった方はぜひ本商品を購入しよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ