Microsoftは同社の公式グッズストアXbox Gear Shopにて、ダサいことを自称するWindows XPをモチーフにしたセーター「Windows Ugly Sweater: Bliss Edition」を発売開始した。
価格は1万495円となっており、日本からの購入も可能だ。
ダサい(ugly)であることを自称するUgly SweaterまたはUgly Christmas Sweaterとは、欧米で流通するジョークグッズであり、クリスマスにちなんだ文化のひとつだ。
クリスマスにちなんだセーターを着用する文化自体は80年代周辺から存在するいっぽう、欧米では「高齢の親戚からダサいクリスマスのセーターを貰う」という経験を持っている人が多く、同時に「クリスマスのセーターはダサい」という認識が定着した。
いっぽう、2010年代から「あえてダサいものを面白がる/魅力的である」とする文化により、昨今では「クリスマスのダサいセーター」が改めて“ジョークグッズ”として流通している。
このたび発売されるセーターはWindows XPのデスクトップ壁紙「草原」をモチーフにしたセーターだ。
セーターの前面には大きなマウスカーソルが描かれており、タグにはWindows XPのポップアップ風のアートワークで「草原」の賛歌が記されている。
また、本商品は「クリスマスのダサいセーター」として制作された商品であるいっぽう、2010年代に流行した音楽ジャンル・Vaporwaveに付随するアートワークや、ファッションおよび音楽において2000年代の文化をリバイバルする文化・Y2Kとの親和性も感じられる。
本商品がクールであるのか、uglyであるのかは自身の信条と審美眼で判断し、気にいった方はぜひ本商品を購入しよう。