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『スターデューバレー』元開発者がスローライフゲームを開発中。『スターデューバレー』ゲームエンジン開発者がConcernedApeの許可を得て制作、「都市での生活」要素も満載

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ゲーム開発者のミスター・ポダンキアン(Mr. Podunkian)ことArthur Lee(アーサー・リー)氏は1月1日、同氏が携わった『スターデューバレー』を彷彿とさせるスローライフゲームを「可能であれば2024年内に配信したい」という考えを自身のX(旧Twitter)にて明かした。

以前から開発中の映像を多数投稿しており、作品のタイトルは未定だがPC(Steam)向けに配信される予定だ。

本作を手掛けるアーサー・リー氏は、もともと『スターデューバレー』の独自に開発されたゲームエンジン・Sanpo Engineなどを手掛けた開発者だ。アーサー・リー氏が手掛ける新作にもSanpo Engineが使用されており、ConcernedApeの許可を得て制作されているという。

ゲームの正式な概要などは公開されていないが、本作は『スターデューバレー』に都会的な要素などを多分に追加した作品となり、マルチプレイに対応した「都市生活」要素のあるスローライフゲームになっているようだ。

Xの投稿などを参照すると舞台となるマップは電車で移動移動可能な広大さを有している。作中では住民との交流、農業、酪農、釣りといったアクティビティに、日本酒やチーズ、ピクルスといった加工食品の制作、料理、ダンジョンでの戦闘、建築、山岳での採掘などが楽しめる。

作中では「ATUI!」という名のラーメン屋が登場し、ラーメンを食べて一時的なステータスを強化したり、日本の「駅メロ」にインスパイアされた各駅ごとの音楽が用意されていたり、レシピを会得できる読書や散歩を楽しめるペットが実装されていたりと、さまざまなコンテンツや演出が収録される。

それらは開発者であるアーサー・リー氏の旅行や同氏のパートナーとの私生活などに由来するものも多く、X上に投稿されている活き活きとしたゲーム開発の進捗は正式版への期待を十分に高めてくれる。

個性豊かな住人やキノコの妖精といったユニークなNPCも登場するため、『スターデューバレー』やその影響元の作品である『牧場物語』や『ルーンファクトリー』といった作品を踏襲しつつ、本作ならではの魅力を有した作品として期待できそうだ。

興味がある読者はアーサー・リー氏の公式X(旧Twitter)アカウントをチェックして続報を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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