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『エルダー・スクロールズ・オンライン』の公式番組、なぜか直前に飯テロ映像が流されてしまう。武器みたいなナイフで調理された料理が美味しそう。ファンタジー世界の料理本を手がけた作家がシチューとデザートをふるまう

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1月19日、Xboxの公式Youtubeアカウントにて配信されたゲームタイトル発表イベント「The Elder Scrolls Online 2024 Global Reveal」にて、本番が配信される前になぜか美味しそうな料理を作る番組が、ファンアートもはさみつつもたっぷりと約12分間放送された。

この配信では、ファンタジー世界を自由に冒険できるMMORPG『The Elder Scrolls Online(エルダー・スクロールズ・オンライン、通称ESO)』の新チャプターである『GOLD ROAD(ゴールドロード)』が発表されたのだが、その事前番組として放映されたのが、この飯テロ映像だ。

番組は、架空の居酒屋「Lucky Gryphon(ラッキーグリフォン)」の店長であるQuincy(クインシー)さんが配信のホストを務めることになったと発表され、ボディランゲージが激しめのクインシーさんが喜ぶシーンからスタートする。

調理するメニューは、「ボリュームたっぷりビーフシチュー」と、デザートの「ベリーのクロスタータ」だ。常に笑顔を絶やさない陽気なクインシーさんの調理の手際は非常に手早く、武器にも使えそうな鋭いナイフでスムーズに食材を調理する。ちなみに、この調理工程を観ただけで、筆者はお腹が空いてしまった。

前述した「Lucky Gryphon」とは、ファンタジー世界のレシピが70種類以上記載された料理本『A Traveler’s Guide to The Lucky Gryphon: Recipes & Regalings』の表題となっている架空の居酒屋だ。

この本は、クインシーさんがファンタジー作家のMcKenzie Catron(マッケンジー・カトロン)さんとクラウドファンディングを立ち上げ、目標金額2万2000$のところ7339人から支援を受け、41万6597$(6166万円相当)もの支援金が集まり、出版に至った。なお、この募集は2023年5月28日に終了している。

この度、配信で調理された料理はクラウドファンディングページにも掲載されており、入れ物である壺やパンまで添える部分まで忠実に再現されている。

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(画像はAmazonの商品紹介ページより)

クック本と言えば、この配信番組の本番で紹介されるゲーム『エルダー・スクロールズ』シリーズの公式クックブックが日本語翻訳されて出版されているところもはずせない。

「スイート・ロールを盗まれる日々ともこれでおさらば!」とゲームをプレイしたユーザーがニヤリとできる小ネタのキャッチコピーで送られる本著は、『スカイリム』や『モロウウィンド』など、プレイヤーが冒険することになる広大な地“タムリエル”各地に存在する料理のレシピが70種類以上収録されている一冊だ。

これら“ファンタジー飯”を網羅したクックブックが気になった方は、ぜひ各販売サイトをチェックしてみてほしい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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