2月22日に漫画家・伊藤潤二氏による原画展「伊藤潤二展 誘惑」が開催されると発表された。
東京での会期は4月27日から9月1日までとなっており、会場は世田谷文学館となる。兵庫では10月から12月にかけて兵庫・市立伊丹ミュージアムにて実施され、兵庫での会期が終わってからは全国を巡回予定だ。
東京、兵庫以外での会期や会場は公式サイトおよび展覧会の公式X(旧Twitter)にて実施される。
\#伊藤潤二展 誘惑 4/27~ #世田谷文学館/
— 「伊藤潤二展 誘惑 JUNJI ITO EXHIBITION ENCHANTMENT」開催決定!! (@jhorrorpj) February 22, 2024
東京会場の開催概要と描き下ろし第2弾を公開😍
伊藤先生が本展のために、代表作の1つ『うずまき』の世界を描きました🎊
その名も《禍々しき桐絵》
今後もメインビジュアルや展示構成を公開します
詳細は公式HPへ🏃https://t.co/kYkzcO2DHo#Junjiito pic.twitter.com/nnEikjr0W8
伊藤潤二氏は 『富江』や『うずまき』『ギョ』などの作品で知られるホラー漫画家だ。国内のホラー漫画におけるレジェンドのような作家のひとりであり、国内外で高く評価される作家である。
緻密な線で書き込んだ画風が特徴で、恐ろしいことは勿論、美しい津城人物の表現や、恐怖と共に描かれるにコミカルな描写も印象的だ。
近年では伊藤潤二氏をオマージュしたホラーRPG『恐怖の世界 WORLD OF HORROR』がリリースされたり、『マジック:ザ・ギャザリング』に伊藤潤二氏が手掛けたカードが収録されたりと、ビデオゲーム分野においても同氏の影響力が伺えるだろう。
このたび実施される展覧会は伊藤潤二氏の大型原画展であり、同氏が手掛けた作品の原画や、漫画を制作する際の手書き資料なども展示される。
また、本展覧会のための書きおろしの作品も用意され、公式サイトやXでは『富江の世界』『禍々しき桐絵』のビジュアルが公開されている。
全国への巡回が予定されているため、伊藤潤二氏のファンは公式Xアカウントなどをチェックして展覧会の開催を待とう。