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『VALORANT』トガった性能&キュートな新エージェント「クローヴ」発表。Y2Kファッション風の攻撃的コントローラー、トレーラーでは「自己蘇生」に「死亡後にスモークを焚いている」場面も

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Riot Gamesは3月24日、5対5の戦術FPS『VALORANT』に登場する新たなプレイアブルキャラクター・「クローヴ」を発表した。

『VALORANT』の対応プラットフォームはPCで、価格は基本無料。クローヴは3月末に実施されるアップデートより配信される予定だ。

『VALORANT』は5対5で戦う戦術型のFPS。同ジャンルの代表的なタイトルとして知られる『Counter-Strike: Global Offensive』『Alliance of Valiant Arms』のように、プレイヤーがチームごとに防衛と攻撃を担当し、爆発物の設置と起爆、または爆発物の解除を目的として戦う“爆破ルール”を主とした作品となっている。

上記で示した類似作との相違点としては、各キャラクターが固有のスキルや必殺技「アルティメット」を有している点だ。これにより、タクティカルシューターらしいシビアな射撃、マクロな盤面が生み出す戦略性はそのままに、いわゆる‟ヒーローシューター”のような華やかさも楽しめる作品となっている。

新エージェントの存在に関しては2月24日に掲載された公式ブログにて明かされており、ロール(役割)は‟視界を遮るオブジェクト”、いわゆるスモークを発生させて有利な環境を構築する「コントローラー」であることが発表されている。

従来ではバックアップのようなスタイルが定石である「コントローラー」エージェントでありながら、リスクを取って前のめりに戦う攻撃的なエージェントになることも判明していた。

さらに、ゲーム内で配布されるコンテンツやSpotify上にて公開中のプレイリストなどから、新エージェントに関する「抽象的な予告」も多分に展開されていた。

SpotifyのプレイリストではArcaSOPHIEPussy Riot100gecsといったいわゆる「ハイパーポップ/ポストレイブ」といったジャンル動向の中心人物と呼べるミュージシャンの楽曲が並んでいるほか、2000年代における「ドラムンベース」ジャンルの楽曲をリバイバルした音楽も収録されていた。上記の多彩な予告からら、新エージェントのスタンスとバイブスを伺えるかたちとなっている。

このたび公開された映像では「クローヴ」というエージェント名およびY2Kファッションを彷彿とさせるビジュアル、戦闘シーンが確認できた。

いわゆる‟カーテン”型ではない球型のスモークを使用しているほか、投げ込んだ先で球状に爆風が発生し、敵に被弾させることで有利に戦えるスキルの存在も確認できた。

映像内では敵を倒した後に左手で固有のアクションを行っている。既存のキャラクターである「レイナ」や「アイソ」と同じく、敵を倒したあとの操作でメリットを獲得できるスキルも保有しているようだ。

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(画像は『VALORANT』の公式Xアカウントより)

なかでも注目したい要素は、クローブが一度倒されたのちに復活している点。その後、2度目に倒されたものの、ダウンした状態でスモークを新たに焚いている点だ。

各スキルの詳細は未だ不明だが、前のめりに戦うことでメリットを生み出すことは予告から伺える。

クローブに関しては3月24日の深夜に実施される2024年最初の国際大会「Masters Madrid」の決勝戦にて改めて紹介され、あわせて実施されるショーマッチ内にてアビリティなどの詳細を確認可能だ。

『VALORANT』のプレイヤーは、SENTINELSとGen.Gによる決勝と共に新エージェントの詳細をチェックしよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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