Re-Logicは、同社が手掛けるゲーム『テラリア』のPC(Steam)版で「Undeluxe Edition」をプレイできるようにした。
Terraria Undeluxe Edition is now LIVE! pic.twitter.com/ioGStoIhfF
— Terraria🌳 (@Terraria_Logic) April 1, 2024
『テラリア』は、2011年5月17日にSteamで発売された人気2Dサンドボックスアクションゲームだ。今回プレイできるようになった「Undeluxe Edition」は、発売から3か月後の2011年8月18日に配信されたバージョン1.0.6.1で、ハードモードすら実装されていないかなり初期のものになっている。
コミュニティ内で過去のバージョンもプレイしたい、という声が多かったために行われたエイプリルフール企画と思われる。
アップデートならぬダウンデートさせた本バージョンでは、最新版『テラリア』よりも“かなり”コンテンツ量が少なくなっている。
ボスは「キングスライム」、「クトゥルフの目」、「イーターオブワールド」、「スケルトロン」の4体しか居らず、12のバイオーム、8体のNPCしか実装されていない上、ブロックには斜面は一切無くなって一段ごとにジャンプしないといけない仕様になっている。
一応、最新バージョンよりも良いところもあり、ゴブリンの鍛冶屋のリフォージはお金が不必要な仕様になっていたり、デフォルトでうさぎを誤って殺してしまうことが無いようにされている。
ほかにも最新バージョンとは違う点が大量にあるため、気になる人は公式フォーラムもしくはSteamニュースページを確認しよう。
「Undeluxe Edition」の導入方法は、Steamのライブラリから『テラリア』のプロパティを開き「ベータ」の中の右上の欄から「v1.0.6.1 – Undeluxe Edition」を選ぶとプレイできるようになる。
なお、日本人向けの余談だが、つい先日の3月28日に日本語パッケージ版に登場する「テラリア」の文字が描かれたTシャツが公式ショップで販売され始めた。『テラリア』の日本人ファンは購入してみてはどうだろうか。
初期のバージョンが体験できる「Undeluxe Edition」の配信期間は明されていないため、興味が湧いた方や面白そうだと思った方は、プレイできなくなる前に遊んでおこう。