X(旧Twitter)上にて4月4日(木)、複数の著名人やインフルエンサーから「申請していないのに急に認証バッジが付与された」との報告が相次いでいる。
本要素は、Xの会長兼CTO(最高技術責任者)であるイーロン・マスク氏が3月28日(木)に公表した施策によるもの。定額制サービスの「Xプレミアム」に加入しているフォロワーが2500人以上いることで本施策の対象となる。
Going forward, all 𝕏 accounts with over 2500 verified subscriber followers will get Premium features for free and accounts with over 5000 will get Premium+ for free
— Elon Musk (@elonmusk) March 28, 2024
X上ではゲームクリエイターのヨコオタロウ氏(@yokotaro)や声優の緒方恵美さん(@Megumi_Ogata)、PC周辺機器メーカーのエレコム公式Xアカウント(@elecom_pr)をはじめとした著名人やインフルエンサー、企業・団体から「認証バッジが付与された」との報告が挙がっているようだ。
また、マスク氏は施策を告知する投稿のなかで「Xプレミアム」加入者のフォロワーが5000人を超えた際、上位プランの「Xプレミアムプラス」を無償で提供することも伝えている。
・お金は払ってない。
— yokotaro (@yokotaro) April 4, 2024
・お金をもらえるようにもなってない。
・X Pro は使えるようになってた。
現場からは以上です。 https://t.co/5NtXcswaXp
?
— 緒方恵美 (@Megumi_Ogata) April 3, 2024
そういう仕様になったの?
もとどおり?😳#元のTwitterは著名人本人とわかると本人確認の後に青バッジを付与されていた pic.twitter.com/sqTqgs4pCr
通常のXプレミアムとXプレミアムプラスでは認証バッジの形式に変更がないため、フォロワー側から見分けることはできないが、付与の対象となった本人はプラットフォーム上の「プレミアム」メニューから適用されたサービスの種別を確認できるようだ。
なお、Xプレミアム加入中のユーザーはプロフィール画像や表示名などのユーザー情報を変更する際に一定期間の審査が発生する。審査期間中には再度ユーザー情報を変更できないため、人によっては使い勝手が悪くなる側面も存在している。
直近のXにおけるサービス仕様の変更はマスク氏のXアカウント(@elonmusk)やX公式の各種アカウント(@X、@Support、@XEng、@API、@XCreators、@XDevelopers)から伝えられるため、最新の情報に興味があればチェックしておくとよいだろう。