こんにちは、レベルファイブアンバサダーのこげもちです。
現在Switchにて配信中である『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』全世界ベータテスト体験版の次回アップデート内容が、4月5日(金)に行われたアンバサダー会合にて公開されました。
その内容は現在問題となっているオンライン対戦での切断対策やUIの改善など、なんとスライド30枚に渡るボリューム感。そこで本稿では、レベルファイブアンバサダー向けに発表された先行情報をまるっとお届けします。
文・絵/こげもち
プロコトル・オメガより「ベータ」参戦!さらにストーリーモードも追加など無料とは思えないボリュームに
『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、笹波雲明を主人公に据えたストーリーモードをはじめ、過去作に登場した総勢4500人以上のキャラクターを仲間にできる「クロニクルモード」、オンラインで全国大会に挑む「ヴィクトリーロードオンライントーナメント」を楽しむことができるシリーズ最新作。2024年3月より、Nintendo Switch向けにベータテスト体験版が配信されています。
サプライズで「ベータ」の追加参戦が決定!「同じプロトコル・オメガの人気キャラである”アルファ”や”ガンマ”は!?」と思われるかもしれませんが、日野社長いわく「『ベータテスト』だから『ベータ』を追加した」とのこと。洒落が利いていますよね!
このほかにも、ルームマッチングでスタンプを押して対戦相手とコミュニケーションをとる機能や、新技、新たなCPU対戦チームの追加、ストーリーモードの追加など、豪華な追加要素が盛りだくさん。こんなにたっぷり遊べる内容が本当に無料でいいの……!?
ペナルティの実装や、「こうさん」機能追加など切断対策も追加。レベル差のあるチームとの戦いにかかる「経験値ボーナス」もよりわかりやすく
オンライン対戦での不正切断対策も行われる予定とのこと。通信エラーになっても試合が終了するのみとなっており、ドロップアイテムを手に入れられない点が解消されます。また、勝ち目がないと判断した時や、急用で試合を途中で終わらせたい時のための「こうさん」機能も実装される予定となっています。
これまでもレベル差が大きい相手との対戦時には経験値ボーナスが獲得できるようになっていたそうですが、プレイヤーがより視覚的にこのボーナスを理解できるように「レベル差ボーナス」の表示が追加される予定です。この機能が追加されたことで、レベル差がある強敵相手ではよりプレイに力が入ります。
さらに、過去の戦歴が閲覧できるようになります。大会の振り返りなどにも活用できそうです。
なお、次シーズンでランクはリセットされる予定となっているようですが、ワールドランクがどのランクにリセットされるかは検討中とのこと。猛者プレイヤーが初期のランクにいたらとんでもないカオスな環境になってしまいますからね……。また、通信対戦でのラグや通信量も改善される予定です。
「CPU最初から強すぎ問題」を解決すべく、チュートリアルAIが実装。ユニフォームの試着機能や試合時もスパイクのグラフィックが反映されるなど、ビジュアル面も強化
これまでのイナズマイレブンシリーズとは異なっており、『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』ではゲームシステムが一新されるため、操作に慣れるまでが大変です。特にゲーム初心者は、操作に苦労している姿をよく見かけました。
「最初に対戦するCPUが強すぎる!」問題を解決し、初心者でも試合システムが理解できるよう、チュートリアルAIの導入が予定されています。現在はムービーにてチュートリアルを実施していましたが、「廃止になるかもしれない」とのことなので、貴重な雲明くんのボイス付きムービーが観れるのはいまだけかもしれません!今のうちに目に焼きつけておきましょう。
「育成」ページ内でさまざまな操作ができるようになり、育成に関するUIが改善されます。さらにこれと合わせて、「ビルドタイプアイコン」が追加されたことで選手が持っているパッシブがどのビルドに該当するのかが一目でわかるようになり、初心者でも環境構築がしやすくなりそうです。
また、ショップでユニフォームを購入する時に、モデルが試着して実際の着用イメージを確認することもできる細やかなアップデートも嬉しいポイント。コンプリートを目指したいですね。
選択したスパイクが、試合中やUIでのモデルに反映されるようになります。今までの固定のスパイクではなく、選手各々のビジュアルを楽しめるというカスタマイズ性がアップしています。
必殺技「もちもち黄粉餅」って何!?ユニークすぎる必殺技にも対応できるよう、ポジション名が明記されるようにアップデート。「ひっさつ」「きあい」の確率表記など、試合中のさまざまもアプデ
試合中にさまざまな効果が発動できる「タクティクス」。ぜひ活用したいこの要素ですが、つい忘れがち。そんなあなたに朗報!Lボタンでタクティクスが発動できるということが視覚的にわかりやすくなります。また、効果の残り時間も確認できるようになり、立ち回りしやすくなりましたので、積極的に発動していきましょう!
絶対にシュートを決めることができる「ひっさつ」と、絶対にシュートを止められる「きあい」の確率が一目でわかるようになる予定です。「「ひっさつ」に振ったチーム構築(ビルド)ってこわい!」をもっと感じて対策を講じてほしいとのこと。これまで以上にシュート対策の重要性を感じるアップデートです。
必殺技「もちもち黄粉餅」なんて初心者がどのポジションの技なのか予想するのはあまりにも難しい……(ちなみにブロック技です)。そこで、必殺技がそれぞれシュート技なのか、オフェンス技なのか、ブロック技なのかなど、ポジションが視覚的にわかるようにアップデートされます。これでどんなユニークな技名がきても安心です。
AIがどんどんキーパー側に寄ってオフサイドポジションをとってしまう事象についての調整が入ります。現在オフサイドは試合が中断せずペナルティを受けるのみでしたが、今後オフサイドを導入するかもしれないとのことです。
必ずシュートが止められる「インビンキーパー」や、必ずドリブルやブロックが成功する「ウィンキープ」などのタクティクスは、現状だと強すぎるとのことで実質的なナーフとなります。よりよい試合バランスが期待できそうです。
新操作「スルーパス」が追加。Bボタンを押しっぱなしにすると指定した先にボールを転がすことができます。パス先の自由度が増える一方、本作は試合の流れが早いため活用するには慣れが必要そうです。
このほかにも、細かい試合システムが修正されます。修正内容は上記の画像の通り。アップデートされるベータテスト体験版では、個人での大会開催や配信が許可されているため、大会進行に配慮されたシステム追加や調整が行われている点もうれしいところですね。
次回のアップデートの日程はまだ未定となっていますが、4月末~5月上旬配信予定とのこと。まだまだ盛り上がりをみせる『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』全世界ベータテスト体験版は、Nintendo Switchにて好評配信中。今後は別のプラットフォームでもリリースが計画されているようです。
また、「現在検討中」とのことなのですが、体験版をプレイしておくと製品版リリース時に特典がもらえる可能性も。期待して待ちましょう。
みんなでサッカーやろうぜ!