ベセスダ・ソフトワークスは4月12日、アクションRPG『Fallout 4』のXbox Series X|SおよびPS5版に向けて、ネイティブ動作に対応するアップデートを配信すると発表した。
同日にPC版、PS4版とXbox One向けのアップデートも配信するという。
4月25日(北米時間)、連邦に戻ろう!
— ベセスダ日本公式 (@Bethesda_jpn) April 12, 2024
コンソールとPCで配信される #Fallout 4の次世代機向けアップデートと、ウェイストランドのプレイヤー向けの無料追加コンテンツについて詳しくご紹介します: https://t.co/ObyBzHq8DA#Fallout4 pic.twitter.com/veSxbTQS3l
アクションRPG『Fallout 4』はかつてInterplayが手がけた見下ろし視点のRPG『Fallout: A Post Nuclear Role Playing Game』より続く『Fallout』シリーズのナンバリング作品だ。
舞台は核戦争により荒廃したボストンで、レトロフューチャーな世界観を採用している。物語は夫婦に生後間もない息子が誕生し、円満な家庭を築いている場面で幕を開けるが、間もなく核爆弾が遠方で投下される。これを受けて主人公たちはVault111という核シェルターに避難し、コールドスリープを行う。
しかし、何者かがコールドスリープを一時的に解除し、パートナーを殺害し息子を誘拐し、さらに主人公は再度凍結。その後プレイヤーはシェルターを脱出し、変わり果てた世界で誘拐された息子を探す旅に繰り出していく。
このたび配信されるXbox Series X|SおよびPS5向けのアップデートでは、前述のとおりネイティブ動作に対応し、60FPSや更なる解像度でプレイ可能となる。これに際してパフォーマンスモードとクオリティモードの設定が用意され、各種安定性の改善や修正も行われる。
PS4、Xbox One向けのアップデートに関しては、安定性の改善、ログインやクエストの修正 が含まれている。
また、PC版のアップデートに関しては関してはワイド画面やウルトラワイド画面に対応し、Creation Kitの修正なども実施。日本語や中国語でプレイするPC版プレイヤーにおいては、Bethesda.netへのログインの不具合が修正されることでMODへのアクセスが可能となっている。
くわえて、アップデートの配信にあわせてEpic Games Storeにて『Fallout 4』が発売され、Steam Deckにも正式に対応するという。
このほかに、Creation Clubコンテンツも追加され、戦前の組織「エンクレイヴ」にまつわるストーリーラインやクエストが新登場。さらに、野球用のボールランチャー、ネイルガン、貯金箱といったアイテムを殺傷力のある武器として使える即席武器パックなども実装されるという。
Steamではシリーズの主要作品が最大80%オフで購入できるセールが開催され、Amazonではプライム会員向けに『Fallout 76』が期間限定で無料配信されている。ドラマ『フォールアウト』が公開され更なる盛り上がりを見せるシリーズ作を楽しもう。