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「三回見たら死ぬ絵」作者・ベクシンスキーに影響を受けたホラーゲーム『Necrophosis』体験版が配信を開始。宇宙が滅亡してから数十億年後の退廃した世界を探索

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Dragonis Gamesは5月10日、ポーランドの画家・ズジスワフ・ベクシンスキーの絵画作品にインスパイアされたパズル要素のあるホラーアドベンチャーゲーム『Necrophosis』の体験版をSteamにて配信開始した。

ズジスワフ・ベクシンスキーは前述のとおりポーランドの芸術家であり、幻想的かつ退廃的な作風で知られている。国内では「3回見たら絵」といったミームなどでも作品が知られているだろう。本作『Necrophosis』は3DCGで表現されたズジスワフ・ベクシンスキー風の世界を徘徊できる作品として大きな注目を集めている。

物語の舞台は宇宙が滅亡してから数十億年後の退廃した世界で、ゲーム冒頭で主人公は腐敗が支配する領域で目覚める。プレイヤーは悪夢のような世界を探索し、パズルを介して謎めいた世界の謎を解き明かしていくこととなる。

体験版をプレイしたところ、ゲームプレイは気になるオブジェクトにインタラクトしながらマップを探索してアイテムを収集。そして、マップ上のオブジェクトに必要なアイテムを装備することで進行していく。具体的には、死体や亡者のような存在から目玉や脳みそなどを採集し、目や脳みそが欠損した別の亡者のような存在にハメこんでいくような形式だ。

作中には説明も少なく、ある程度は手あたり次第で探索をすることになるため、面倒に感じる方も少なくないだろう。しかしながら、マップ全体のアートワークや各オブジェクトの美しさ、パズルを解いた後の現象に期待させる不可解さがゲームをプレイするプレイヤーのモチベーションとなる。なので、設定などが好きな方を「呪われた旅」にグイグイと引き込む作品となっている。

体験版は無料でプレイできるため、興味がある読者は『Necrophosis』の体験版をプレイし、ウィッシュリストに登録して発売を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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