畳部屋は、中世封建制が舞台のシミュレーションされたRPG『歴史の終わり』を発表した。
発売時期は2025年。対象プラットフォームはPC(Steam)。
畳部屋新作『歴史の終わり』発表!!
— Tatamibeya 畳部屋@ゲーム個人開発者 Solo Indie Game Dev (@TatamibeyaGames) May 14, 2024
架空の中近世風世界を舞台にしたサンドボックスシミュレーションRPG
来週開催の中欧最大級のゲーム業界イベント
Digital Dragons 2024 出展作に選出され、プレイアブルデモを展示いたします! pic.twitter.com/LuZWRiCi0f
『歴史の終わり』は、『NOSTALGIC TRAIN』や『最涯(さいはて)の列車』を開発したことで知られる個人ゲーム開発者の畳部屋(榊原寛氏)の最新作。広大なサンドボックスで自由に生きるシミュレーションRPGとなる。
舞台は中世封建制。プレイヤーはこの世界で生きるひとりの人間を操作するが、広大なオープンワールド世界と封建社会全体が「シミュレーション」され自律的に動いている。
住人の依頼にはじまり、交易、略奪、仕官、貴族として領地を持つ、さらに建国、果てしない戦争、裏切り、NPCの思惑の絡み合いが一度限りの物語を生み出す。
ゲームは、強大な帝国の皇帝となり世界征服することも可能なようだが、平和路線をとることもできる。しかし世界征服をすれば世界に破滅をもたらし、平和路線だけでは敵国に利用されて住人や諸侯の不満を抑えられない。プレイヤーは富と権力、道徳のジレンマに陥り、難しい選択が迫られそうだ。
また戦闘は、戦闘は敵味方双方の最大数百もの兵士がぶつかりあうリアルタイムバトルとなる。歩兵、弓兵、騎兵などそれぞれの兵種の特徴を生かし、有利な位置に布陣しながら勝利を勝ち取ろう。
なお既存作品では『マウント&ブレード』、『太閤立志伝』に近いとしつつ、「歴史のうねりの中で翻弄されながら生きる人々の生涯、物語性がゲームシステムから創発されるような作品を目指しています」として、過去に『NOSTALGIC TRAIN』や『最涯(さいはて)の列車』というアドベンチャーゲームを開発していたこともあり、物語性にも期待がもてそうだ。
なお時間も予算も限られているなかで、どのように完成に持っていけるのか、開発費援助を得る方法も含め思案中とのこと。
中世の世界が自律的にシミュ―レーションされるRPG『歴史の終わり』はSteamストアページがオープンしているので、気になった人はウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。