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幻となっていた“奇ゲー”『ガラージュ』のNintendo Switch版がいよいよ6月6日に発売決定。ゆがんだ世界や哲学的なシナリオが他にはない体験を生み出す作品

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作場金属製作所は、“幻のゲーム”として知られていた謎解きアドベンチャーゲームのNintendo Switch版タイトル『ガラージュ GARAGE: Bad Dream Adventure』(以下、ガラージュ)を6月6日(木)に発売すると発表した。

価格は税込2900円。マイニンテンドーストアでは販売ページもオープンしている。

オリジナル版の『ガラージュ』は、1999年に株式会社キノトロープで開発され、東芝EMIから発売されたPC用アドベンチャーゲームだ。しかし、東芝EMIが事業から撤退したことで、監督を務めた作場知生氏による独自の世界観と流通本数の少なさから中古ゲーム市場での価値が高騰し、“幻のゲーム”として知られるようになった作品である。

作場氏は2020年に完全版のクラウドファンディングプロジェクトを実施し、目標額の7倍以上となる2288万円を調達。別エンディングの追加やグラフィックの改良などを実施してiOSAndroid向けに発売したほか、のちにPC(Steam)版も配信されている。

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(画像はガラージュ GARAGE: Bad Dream Adventure ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
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(画像はガラージュ GARAGE: Bad Dream Adventure ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
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(画像はガラージュ GARAGE: Bad Dream Adventure ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

なお、本作については2024年3月に作品25周年を記念したLINEスタンプも配信されている。古びた木造建築や金属、汚水などの要素で主人公の深層意識を表現した奇怪な世界に興味があれば、ぜひチェックしておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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