インディーゲーム開発者のMatt Newell氏は6月11日、自身が手がける風景写真撮影シミュレーションゲーム『Lushfoil Photography Sim』のデモ版をSteamにて公開した。
公開されたデモ版は6月10日から17日まで開催される「Steam Nextフェス」にあわせたものになっており、正式版にも登場する3つのロケーションで写真を撮ることができる。
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— 🌿 (@lushfoil) June 10, 2024
Matt Newell氏が5年以上かけて制作している本作は、Unreal Engine5を使用した細部までリアリティのある風景の中を探索し、気に入ったポイントでリアルに再現されたゲーム内カメラで写真撮影を楽しめる作品だ。
Steamストアページに載っている写真やトレーラーからは、北国の山脈らしき場所や日本を題材にした場所、真っ白な雪山に海などのさまざまな場所で写真を撮ることができると判明している。
また、ゲーム内に搭載されたカメラもかなり拘られており、リアルなデジタル一眼レフカメラに匹敵する数々の設定が備えられているようだ。
オート・マニュアルフォーカス、フラッシュ、露出、コントラスト、ホワイトバランス、絞り値、連写に加え、写真全体を細部までクリエイティブに仕上げることを可能にする各種エフェクトも再現。さらに、光の角度や霧、雪、風、雨の手動調整など、撮影する写真に合わせて被写体となる環境を調整できるツールも備えられている。
ほかにも、空に飛ばし、風景を上から見下ろして撮影できる一人称視点ドローンや、完璧な一枚を撮影するため水上を移動できるボートが存在しているとのこと。
プラットフォームはPC(Steam)で配信日は不明、作中のUI等は日本語に対応していないが、写真を撮ることに特化した作品のためあまり英語力は必要ないだろう。デモ版をプレイして綺麗なグラフィックに目を奪われた方はウィッシュリストに登録して正式版の発売を待とう。